先日乗鞍へ行ったワケですが、その時私に同行してくれた「スバリスト」の方が所持する「DBA-BP9」。ようは「4代目 レガシィ2.5i」で行ったのです。それで、途中「高速道路」にて運転させてもらいました。
この「2.5i」は「SIレーダークルーズ」と呼ばれる「全車速追従機能」が装備されています。どんなモノかと言いますと、その名の通り「レーダー」を使ってクルーズコントロールをするシステムなのですが、これだけですと、なんだか「ドコがすごいのよ?」って感じになりますよね。そもそも、「クルーズコントロール」は「高速道路」などの一定の速度で長距離を走れる道で、アクセルから足を離しても、その速度を維持する「運転支援システム」で、ある程度の車が装着している、ある意味一般的なものですが、この「SIレーダークルーズ」は「不可視レーザーレーダー」を使い、先行車があればそれを察知して、自動的に車間、車速をコントロールします。でもこの方法は「追従クルーズコントロールシステム」として装着されている車も多いです。しかし「スバル」の「SIレーダークルーズ」は今までのシステムですと「40km/h程度」になるとシステムが解除されていたのを「停止」までまでやってくれるのです。これ実際に体験してみると面白いですよ。実は私自体「クルーズコントロールなんて不要」と思っていましたよ。だって、そのくらい自分でできるでしょ?それに機械任せというのも…。ともかく、勧めによって、運転を変わり、一通りのレクチャーを受けて発進。そして、本線に入ったところで、しばらくは自分でアクセルコントロールをして、「EJ25」のエンジンを楽しんで、「SIレーダークルーズ」のスイッチをON!速度は98km/hでセット。恐る恐るアクセルペダルから足を離すと…当然ながら速度は維持されて上り坂、下り坂でも速度をキープ。そして前方に自車よりも遅い車があれば設定した車間距離で追従してくれます。その車が遅かったり速度を上げたいときはアクセルを踏めば加速し、離せばまた設定速度でクルーズしてくれます。でもブレーキを踏むと解除されますので、そうなったら、またスイッチを押せば設定した速度で追従開始です。これで意外と驚いたのは「カーブ」や「モーターサイクル」でもきちんと追従してくれるのですから、大したものですよ。それと、先行車両がいなくなり、加速するときですが、これが結構な勢いで加速します。それも人間が操作しませんから、自分の感覚とのギャップにはじめは驚きますが、慣れてくると違和感は抜けていきますから。あと速度調整は5km/h刻みで最高は117km/h。一応カタログには「100km/h」って書いてありますがね。
ともかく、高速で一定速度で巡航させるのって結構難しいんですよね。上り坂や下り坂、力加減等で結構上下しますし、長距離をこなしていると、維持していくための筋肉が疲れてきますから結構疲れるのですよ。でもこれだとアクセルから足を離しても平気ですから、足が浮腫んできた時とかに脹脛の筋肉を動かす事によって血液の循環を促すこともできますから「エコノミー症候群」を回避する事も可能ですからね。確かに大分負担が少なくなり、「これなら長距離でも楽だなぁ」って思いましたよ。でもこのシステム。あくまで「運転支援システム」であって、ハンドル操作はドライバーがやらなければいけませんし、不意の状態では人間の操作は必要です。「車が勝手にやってくれるワケではないので、そこんトコロをお間違えなく。
それでは本日の登場人物は「SUBARU」な話題でしたのでこの方、「ラリードライバー」で「ベルジアン・エルクハウンド」の「Chefille」。「アルテ・ベルク」さんです。ホント「SIレーダークルーズ」は使ってみると惹かれる物がありますが、やはり「MT」の方が私としては魅力的なのです。
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