さて、昨日の話の続きです。
午前中で仕事は上がりですから、本来から行く予定でした「ヨドバシカメラAkiba」へ行き、早速目的の一つである「プリンター」売り場へ行き物色開始!と、いう訳では無く、ある程度どのプリンターにするか決めていましたので、そのプリンターの在庫がある事を確認して、すぐさまレジにて購入しました。
私が、プリンターを購入するに当たっての条件として考えたのは、当然ながら画質が高い事、コレはグラフィックをやっている人間としては当然ですね。その為にインクは「顔料系」。一般的、というか、良く世間的に使われているプリンターのインクは「染料系」でして、コレはインクと同じように、紙を染めて色を乗せます。このため、用紙の質が低いと染料が染みてしまい色が滲んでしまうのです。それと、特性上「経年劣化」が強く、たった数年で色あせを起こしてしまうのです。まぁ、最近はインクの改良もされており、退色はそんなにならないようにはなっているようですが。それと「染料系」は水に弱く、湿度や、水によって滲んでしまい台無しにしてくれますから。私の使用用途の一つに「ステッカー」というのがありまして、ステッカーを作り貼る場所と言うのが、クルマやモーターサイクルですので「対候性」が高く無いとダメなのですよ。確かに「染料系インクジェットプリンター用耐水性ステッカーシート」はありますが、実際に使用してみて、やはり濡れてしまうとインクの滲みが確認できましたからね。あと、プリンターの印刷サイズですが、希望でしたら「A2判」がプリントできるのが好ましいのですが、さすがにコレですとプリンター自体の大きさもさて置き、値段も5桁いきますから、現実的ではありません。それに「A2」なんて「カレンダー」やポスターサイズの作品でない限り出力する事はありませんから、結局は無駄になってしまいますから。かと言って「A3」ですとその大きさ的に中途半端ですからねぇ。そんなワケで一般的な「A4判」の物。
こうして考えて選んだのは「エプソン PX-G930」です。このプリンターは「エプソン カラープリンター」のブランドである「カラリオ」の中でも特に品質の高い「エプソンプロセレクション」のラインナップで「光沢顔料インク PX-G」を使用しており「耐水性」は元より「対候性」も高いインクを使用しています、スペックとしてはこんな感じで
仕様概要
機種名 | PX-G930 | ||
---|---|---|---|
印刷方式/最高解像度 | MACH方式/5760×1440dpi | ||
コントロールコード体系 | ESC/Pラスター(コマンドは非公開) | ||
ノズル 配列 | 黒 | 360ノズル(各180ノズル×2色) | |
カラー | 1,080ノズル(各180ノズル×6色) | ||
必要 マージン | 四辺フチなし 全面印刷可能 用紙サイズ | カード/L判/2L判/KG/ハガキ/ハイビジョン/六切/A4:上下左右0mm | |
その他用紙 サイズのマージン | 上下左右3mm以上 | ||
インターフェイス | IEEE 1394インターフェイス×1、 USB 2.0ハイスピード×1 | ||
給紙容量(ASF) | A4:最大120枚(64g/m2)、ハガキ:50枚 | ||
インク | 8色 独立型インク | ||
用紙 | 単票紙 (ASF) | サイズ | カード、L判、2L判、KG、ハイビジョン、六切、 A6縦~A4縦 |
厚さ | 普通紙/0.08~0.11mm、 当社純正プリンター用紙/最大0.30mm | ||
封筒 | 洋形封筒1号~4号、長形封筒3号/4号 | ||
専用ロール紙 | 89mm/100mm/127mm/A4(210mm)幅 | ||
ハガキ(注9) | 郵便ハガキ、郵便ハガキ(インクジェット紙)、 往復ハガキ、純正ハガキ (注) 用紙厚:0.23mm以下(純正ハガキは0.28mm以下) (注) 必要マージンにご注意ください | ||
手差しスロット | CD/DVDプリントトレイ(フロントローディング方式) | ||
消費電力 | 約18W | ||
電源電圧 | AC100V±10% | ||
外形寸法 (本体のみ:W×D×H)収納時 | 495×305×193(mm) | ||
質量 | 約8.0kg | ||
本体 同梱品 | インクカートリッジ (各1個) | フォトブラック、マットブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、 レッド、ブルー、グロスオプティマイザ | |
マニュアル/ソフト | 取扱説明書、EPSONプリンターソフトウェアCD-ROM、 Adobe® Photoshop® Elements 6.0 DVD-ROM | ||
その他 | ロール紙ホルダー、CD/DVDトレイ、 8cmCD/DVD用アタッチメント、 CD/DVD印刷位置確認用シート、保証書 | ||
印刷速度(標準) | 約1分6秒(A4・写真用紙〈光沢〉) | ||
インク・用紙合計コスト(税込) | 約22.9円(L判・写真用紙〈光沢〉) | ||
希望小売価格(税別) | オープンプライス |
- と、エプソンの公式サイトでのスペックはこんな感じですね。
- インクは「8色独立タンク」でして、この8色は「フォトブラック」「マットブラック」「レッド」「ブルー」 「シアン」「マゼンダ」「イエロー」「グロスオプティマイザ」ですから実質は「フォト」又は「マット」の「ブラック」と「レッド」「ブルー」「シアン」「マゼンダ」「イエロー」の6色って事になりますね。
- 実際にプリントアウトしてみての感想は、「きれい」ですよ。今まで私としては「インクジェットプリンター」は「粉っぽい」のと「インクによる滲み」それと、「粗いドットの集まり」なイメージがありましたが、試し刷りに一般的な「コピー用紙」を使って出力したのですが、にじみは「ほぼ無い」に等しく、淡い色によるグラデーション、濃い色によるグラデーション部分も全く粗くなくそのきれいさには驚きましたよ。専用紙を使うと完全に「印刷」と同じくらいな出来になります。折角苦労して作った作品ですからキレイに出力したいですからね。コレは合格点ですよ。一般的な「染料系インク」の「A4プリンター」が1万円前後で売られているの対して「PX-G930」は「ヨドバシカメラ Akiba」で「33800円」のプライスを下げており、プリンターとしては「高価」な分類になりますが、このキレイさはその価値はあります。ただ、「持ち帰り」ですと「スペック」にも記載されているように「本体」だけで8kgととんでもなく重く、まして、付属品や箱まで含めると「8kg+2~3kg」になるワケですから相当大変ですし、大きさもそれなりにありますから、電車でとなると、相当邪魔な大きさになってしまうのです。持ち帰るのは正直辛かったですよ…。
- プリンターも購入し、目的の一つは果たしましたので、もう一つの目的である「ヘッドフォン」売り場へ行く途中、前から気になっていた「ネットブック」、ようは「小型のノートPC」ですね。の前を通りまして、「まぁ、時間もある事ですし」って事で売り場を覗いてみる事にしたのです。そして、コレが思わぬ事態に…。
- 続く!
それでは、本日の登場人物は、なんとなくプリンターとかで思い浮かぶ方がいませんでしたので、「キレイ」に印刷できる事から「キレイなお姉さんは好きですか?」っと言う事で「鷺之杜 紗綾」さんです。いや~コレだけキレイに出力できるとは思いませんでしたよ。
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