今は「VA」と「MT車」に乗っていますが、その前の「BS」は「運転支援システム」である「アイサイトVer.3」が装着されていました。
確かに「アイサイト」に運転支援システムはフトした時に安全面を感じる事ができましたし、大変便利な機能だとも思いました。2016年に生産された乗用車の「66%」に搭載されていたそうで、今ではさらにその比率は上がっているでしょうし、政府も「自動ブレーキの義務化」までも視野に入れているそうですから、今後もどんどん普及していくでしょうね。
その「運転支援システム」の代名詞かつ代表格である「自動ブレーキ」、正式には「衝突被害軽減ブレーキ」が正常作動せず事故になったのが「昨年」で「72件」あったそうです。ただ、このデータは「2017年」に「自動車技術総合機構」の「交通安全環境研究所」による分析で、対象となったのは「ドライバー・メーカー等からによる報告」があった「自動ブレーキのトラブル情報」からで、こちらは「全340件」あり、自動ブレーキが十分に作動しなかったのが88件。そのうち72件が接触や追突等の事故につながっていたそうです。さらに、歩行者がはねられて死亡したケースが一件あるようです。
この72件は一概に「システムのエラー」では無く「自動ブレーキによる規定速度オーバー」や「暗闇や雨による視界不良」による原因。一方、誤作動も「249件」発生しており、そのうち10件が事故になったそうです。
確かに「SUBARU」の調査では、アイサイトの有無による事故の差は「搭載車に比べ追突事故は非搭載車の2割未満」との結果も出ていますから、やはり「安全装備」としてはかなりの効果があるといえます。
いずれにせよ、「自動ブレーキ」は「運転支援システム」であり、「運転手が操作」するのが前提。
私も「BS」の納車のときに「アイサイト」についての説明を受けましたが、多くの方は「都合の良い」部分だけを認識しており、注意点やデメリットをスルーしている傾向を感じます。「JAFのセイフティートレーニング」の際でも「アイサイト」と「自動運転」だと思っていた方がまずまずいましたからね。
ちなみ私は「VA」に乗り換えたくらいですから、初めから「支援」として考えていましたし、頼る気も無かったですね。
それでは本日の登場人物は「クルマ」のお話でしたので、この方。「ラリードライバー」で「コースカーチーム」に所属している「ノルウェジアン・エルクハウンド」の「Cheifille」である「アルテ・ベルク」さんです。「運転支援システム」は、あくまで「支援」なんですよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます