こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

XV HYBRIDに乗ってみた

2013年06月29日 | SUBARU

 今週から販売開始され、結構な注目となっている「富士重工初」の「HYBRID車」である「XV HYBRID」に乗ってみました。

 今回試乗したのはいつもどおりの「東京スバル 墨田店」にて、「グレード」は「HYBRID 2.0i-L」で、「車体色」は「懇願色」である「プラズマグリーン・パール」でした。

 さて、乗り込み、シート位置を合わせながら、周囲を確認。まぁ「HYBRIDシステム」を除けば、ほぼ「通常」の「XV」とあまり変化はありません。変わっているところとしては、「プッシュエンジンスイッチ」が「青」になっているのと、「メーターパネル」の照明色が「青」いところくらいでしょうか?でも、このメーターが結構明るく、昼間なら良いかもしれませんが、今回試乗した「夕暮れ」ちかくでは明るく、結構目に入ります。多分調整は出来るのでしょうが、「青」は「眩しく感じる」色ですのでかなり気にはなります。ブレーキを踏みつつ「青い」プッシュエンジンスイッチを押し、エンジンをかけます。基本「FBエンジン」はかなり静かですので、エンジンをかけても、そんなに音がしないんですよ。とりあえず「タコメーター」でエンジンが始動している事を確認し、ギヤを「N」から「D]にして、アクセルをゆっくり踏みつつ発進ですが、やはり「重い」です。それも「リヤ」が、やはり「電池」を大量に積んでいますからね。その分の重さは出ますね。ただ、変に重いという感じではなく、重量分配的には適切な感じがあり、「リヤがしっかり安定している」イメージがありました。一般道に出て、少しアクセルを踏み込むと静かにそしてスーッと加速していきます。ブレーキは「通常」の「XV」と同じで、まだ当たりがキチンと出ていないからでしょうか、少々当たりが堅い感じがありましたね。効きも通常の「XV」と変わりません。そのまま停止に近い速度、大体「時速5km/h」以下でしょうかね。その時には「エンジン」が切れます。このくらいの時点でゆっくりアクセルと踏むと「EVモード」で走行してくれます。そして発進。今度はある程度グッとアクセルを踏むと軽い出だしです。どうやらある程度アクセルとグッと踏まないと「モーターアシスト」が入らないようですね。なので、道路から店舗などの駐車場に入ろうと「歩道」を渡ったり、前方が込み合ってアクセルを大きく踏めないような状態では「重さ」を凄く感じます。

 「SIドライブ」を「I」から「S」へ入れて、20km/hから一気に加速をかけると、ターボの「ブースト」がかかったように加速していきます。ただ「ターボ」と違い、ある程度エンジンが回ってくると更なる過給で、パワーが出る感じとは違い、「アシストモーター」の力以上が出ないので、「ターボ」と比較すると「頭打ち」感はあります。でも、「モーター」と「エンジン」の切り替えはとてもスムーズで「エンジン」の始動時には振動や音が一切感じられず、どこまでがモーターでどこからがエンジンなのか全く気が付きませんでした。この切り替わりは結構頻繁に行われているのですけどね。

 とりあえず、感想としては「ハイブリット感」を全面に強く押し出すことなく、ごくごく自然に「モーター」が「エンジン」をアシストしているってトコでしょうか?なので「EVモード」で長距離を走る事を望んでいたり、アクセルを強く踏むとモーターアシストでぐんぐん加速していく事を期待していると「期待はずれ」な感じになるでしょう。それと「低速時」に「低燃費」を意識した「徐々にゆっくりアクセルを踏み込んでいく運転方法」の方には向いていないかもしれませんね、ある程度思い切ってアクセルを。だいたい踏み込みとしては「20~30%」を一気に踏むような感じでないと「モーターアシスト」がされず、「モーター」と「電池」の重さしか感じられませんからね。アクセルを踏んで、その排気により「タービン」を回す事によって作動する踏めば踏んだだけパワーが出る「過給式」と近い「アシスト」はしますが、モーターの力以上はアシストできませんので、加速は良いが持続性の無いターボって感じでしょうか?モーターとエンジンの切り替えがわからない程スムースなので、そこの制御はうまく出来ていると言えましょう。問題は低速時に「ゆっくり、じわじわアクセルを踏んだとき」にもアシストが入ってくれれば良いのですが…。

 同乗していた「営業」さんに聞いてみると、販売は好調なようで現時点で「3500台」近くの受注があり、本日注文しても納車は「10月くらい」になってしまうそうですよ。それと、肝心な「HYBRIDバッテリー」の「寿命」は「5年程度」で価格は正式には不明ですが「30万前後」ではないかと思われます。

 それでは本日の登場人物はこの方。「ラリードライバー」で「コースカーチーム」に所属している「ノルウェジアン・エルクハウンド」の「Cheifille」である「アルテ・ベルク」さんです。「アルテ」さんも早速「XV HYBRID」に乗ったようでして、その感想は「電気式ターボ」みたいなそうですよ。ちなみに背景は「XV HYBRID」のカタログです。

2013_06_29

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2 コメント

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>「低速時」に「低燃費」を意識した「徐々にゆっ... (おタヌキ大明神)
2013-06-30 13:29:53
>「低速時」に「低燃費」を意識した「徐々にゆっくりアクセルを踏み込んでいく運転方法」
>の方には向いていないかもしれませんね
なーるほど、レンタカーの現行ノートで19km/l、モコで23km/lを出すような「元々低燃費型」の運転をするヒトはあまりメリットを引き出せない、と。
その分電動系に負荷をかけないからバッテリーが長持ちするかな?
いや待て、Li-ionで充電側が多いという事はかえって劣化が早まるか?
うーむ??
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アクセルをミリ単位で、じわじわ踏む運転をする方... (ハギハラ)
2013-06-30 13:45:48
アクセルをミリ単位で、じわじわ踏む運転をする方には、現状の制御では向いていないと言えましょう。ただ、これは慣れの問題だと思いますので、どこからアシストが入るのかが解れば問題ないと思います。
ちなみバッテリーは「ニッケル水素」ですから、そこの点は大丈夫ではないかと?
ともかく乗ってみないと。ですよ。
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