こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

「パソコン」じゃなくて「マイコン」でしたが

2009年09月28日 | 一般

 今日は、「パソコン」記念日なそうです。その理由は「1979年」今から30年前の今日。「Windows95」が発売されるまでの日本国内でシェアの大半を占めていた「NEC」の「PC-8001」シリーズが誕生たした事によるそうです。ちなみに「PC-9801」は「PC-8001」後継機なんですよ。これは結構見た事があるのでは無いでしょうか?それとも持っていたかも知れませんね。

 そんな「PC-8001」はキーボード付きの本体でオプションとして12インチCRTディスプレイ,プリンタ,カセットテープレコーダ,ミニフロッピーディスク,モデムなどのI/O機器が設定されておりモジュール形式のマイクロコンピュータシステムでしたが、どれも価格が10万円以上と大変高価な代物でした。

 当時は今のように「OS」という概念がなく、スイッチを ON にすると、会話型言語であるマイクロソフト社の「N-BASIC」が起動し、自分で、あるいは誰かが Basic で書いたプログラムを カセットテープレコーダーからロードする、というのがこの頃のパソコンの、普通の使い方でしたが、Basic のプログラムは初心者向きとはいえ、誰にでもできる、というものではありません。やがて、ゲームを中心としたソフト (カセットテープ) が出回るようになり、ブームに火がつきました。

 グラフィックは8色のカラー表示が可能であり、テキスト表示も通常のアルファニューメリック(英大文字,数字)、かな文字、英小文字、各種記号など豊富な文字記号を取り扱うことができ、その入力装置のキーボードも10キー付きのフルキーボードが用意されていたので、汎用コンピューターとして普及していったのです。

 スペックは

 CPU μPD780C-1(Z80-A互換)4MHz(DMA割り込みウェイトがあるため、実際には2.3MHz程度で動作)

 メモリ 16K/32KB

 テキスト表示 36/40/72/80桁×20/25行

 グラフィック表示 160x100ドット デジタル8色 テキストの簡易グラフィックモード使用。2×4ドット毎に着色可能

 BASIC N-BASIC Ver1.0(Microsoft 24K BASIC)

 OS DISK-BASIC、CP/M インタフェース モニタ(モノクロ又はカラー)

 現在のPCからは想像もつかないほどのスペックですね。

 それでは、本日の登場人物は「記念日」系ですからこの方。久々に登場の「日名子」さんです。まぁ「日名子」さんが生まれた時には「Windws3.1」が発売されていたでしょうし、今回の話とはあまり関係がなかったりしますが…。ちなみの当時の「FDD」の価格は約30万したそうですよ

2009_9_28

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