モートン・グールドは、小学校三年の12月のクリスマスプレゼントで貰った親しみやすいクラシック音楽名曲を集めた音楽カセットテープのオーケストラ指揮者のひとりだった。そのカセットテープ添付の解説紙に、彼が作編曲家としても旺盛に活躍されているとあり、その作品に興味を持った。つい先日、ラジオでモートン・グールドの交響曲である『ラテン・アメリカン・シンフォニエッタ』が流れることを知り、仕事中だったから予約録音した。ちなみに、モートン・グールドは、作曲に当たってピアノを全く使わなかったという。頭のなかで全てを為して譜面紙に書き留めていったのだそうだ。ショスタコーヴィチと同じ、と思った。
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