
小学生と幼児クラスのカルタ取り、みんな熱中しすぎてそのパワーであてられちゃいそうなくらいでした!
さてさて本日は日曜大人クラスより、木村さんの日本画をご紹介します。
先週、日曜クラスの年賀状用の作品をずらりご紹介しましたが、実はもう一作品完成していました。しかもなんと、去年の夏から半年かけて描いていたという気の入りよう!素晴らしい準備の良さに脱帽してしまいます…。
年賀状に間に合わないかも!なんておっしゃっていましたが、滑り込みで堂々完成!
この一目見て格好良いなぁと唸ってしまうようなこの作品。ハードボイルドな大人の魅力を感じますね。
木村さんは日本画をやられる前に油彩を描かれていただけあって、日本画ながら油彩らしさが感じられると思いませんか?実際よりも黄味を強くした馬の身体も力強さと荒々しさが伝わってきます。巻き上がる砂塵も、あえて下地にピンクの岩絵の具などをのせてよりリアルになっています。ここは、日本画ならではの表現で、モチーフとのマッチがとても面白いところでもあります。
今回の様なシンプルな背景は実力がモロに現れ間を持たせるのが難しいところですが、そこも美しいグラデーションで光を表現されています。
馬の身体が目を引きますが、タテガミの描写も素晴らしいのでぜひじっくりご覧下さいね!
しかし、木村さんの用いる色彩を見ていると、やはり油絵も向いているのでは!?と、久し振りに油彩の作品も見たくなってしまいますね。今年もますます期待が高まります! 庄司でした。