釜井 油彩
本日は、水曜午前大人クラスより釜井さんの油彩を二作ご紹介します。左側が今週完成した作品、右側が前作です。この二枚の絵はどちらも夕陽をモチーフに、光を放つ太陽を描いた前作と照らされる湖と山々を描いた今作、と対比した作品になっています。どちらも夜になる直前の闇の気配を感じる時間です。
左の作品では、アメリカの、霧が立ち上るような荒涼とした印象すら受ける景色の写真から、荒々しさはそのままにその土地への愛情がより感じられる一枚になりました。
右の前作と比べても、画面の光というものをより意識した作品になっています。右側の作品を描き終わる頃に土曜クラス上野さんの油絵を見て、こんな風に描きたい!と触発されて描かれたのですが、タッチ、色の幅共に前作で学んだものを練り上げより良いものにしようという強い意志が伝わってきます。水面の色やハイライトの表現にも一筆ごとに離れて見ながらバランスを取って気を配って描かれているのがわかります。
枚数を重ねる度に自分に課題を設定し、着実にこなしていく姿勢が素晴らしいです。
一度も行ったことのない土地なのに懐かしさや郷愁を誘われるのは作者の気持ちが表現されているからこそです。山々に夕陽が染み入るようで美しいですね。
乗りに乗っている釜井さん、ぜひこの勢いでどんどん描いていってほしいです! 庄司でした。
本日は、水曜午前大人クラスより釜井さんの油彩を二作ご紹介します。左側が今週完成した作品、右側が前作です。この二枚の絵はどちらも夕陽をモチーフに、光を放つ太陽を描いた前作と照らされる湖と山々を描いた今作、と対比した作品になっています。どちらも夜になる直前の闇の気配を感じる時間です。
左の作品では、アメリカの、霧が立ち上るような荒涼とした印象すら受ける景色の写真から、荒々しさはそのままにその土地への愛情がより感じられる一枚になりました。
右の前作と比べても、画面の光というものをより意識した作品になっています。右側の作品を描き終わる頃に土曜クラス上野さんの油絵を見て、こんな風に描きたい!と触発されて描かれたのですが、タッチ、色の幅共に前作で学んだものを練り上げより良いものにしようという強い意志が伝わってきます。水面の色やハイライトの表現にも一筆ごとに離れて見ながらバランスを取って気を配って描かれているのがわかります。
枚数を重ねる度に自分に課題を設定し、着実にこなしていく姿勢が素晴らしいです。
一度も行ったことのない土地なのに懐かしさや郷愁を誘われるのは作者の気持ちが表現されているからこそです。山々に夕陽が染み入るようで美しいですね。
乗りに乗っている釜井さん、ぜひこの勢いでどんどん描いていってほしいです! 庄司でした。