
左 晴香 高3 日本画 / 右 ゆりえ 高3 油彩
アトリエの鈴虫がいつ孵るか楽しみな酒井です。
ゆりえとはるか、2人とも初めての日本画、初めての油絵をご紹介したいと思います。
はるかが最初のモチーフとして選んだのは、爽やかな青空にはばたく鷹。胸毛のふわふわとした質感が細かく表現されています。羽に覆われていてわかりずらいですが、猛禽類の体は案外筋肉がついているので、なかなか難しいのです。最期は顔彩も使いながら、細かく描き込んでいきました。
ゆりえの油絵は正統派モチーフの静物画。デッサンで鍛えてきただけあって、質感の描き分けがしっかり出来ています!床に敷かれた布が、白さを失わず、綺麗な影の色をおとしていますね。暗めの色を上手くあつかって、全体の雰囲気をまとめてあります。
2人ともそれぞれ初めての画材と格闘したようですが、試行錯誤しながら描くのもまた楽しいものですね。