モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

案ずるより送り出すが易し

2012-05-07 03:15:00 | 学生
Minamiakane_2

左 みなみ 高3 透明水彩 / 右 茜 高3 透明水彩 

どうも!ゴールデンウィークはアウトドア三昧だった幸介です!皆様はいかがでしたでしょうか。ということで本日より通有情運転に戻ります。

本日ご紹介するのは、小学生クラスより在籍する、先月より大学生となった生徒達の作品。僕自身は彼女達を中学生の時からしか知らないのですが、それでもいつまでたってもなんだか幼く思えていたため、小原先生より「もう高校卒業だよ」と聞いた時は驚愕いたしました。月日が経つのが早い…。

みなみちゃんの作品は本人の想像を共に仕上げた作品、茜はちゃんは小原先生が学生の頃行った『フィレンツェ大学動植物学科付属“LA SPECOLA”博物館』の解剖カタログ写真を見て制作した作品とのことですが、高校3年の大人とも子供とも言いがたい未成熟で危うい雰囲気が魅力ですね。これから先の知らない世界への期待と不安が見て取れます。本人達はこの絵からは想像もつかないくらいほのぼのとした優しさの固まりのような人間なのですが、まったくアトリエ生活最後の作品に危なっかしい作品を残して行ったもんだ……僕が心配してもしょうがないんですが、心配しないわけにはいきません。まぁ子供は大人の手の離れた場所でこそ成長すると言いますし、大丈夫だとは思いますが。でも先生は心配!!

もうすでにこの春より新生活を送っている彼女達は、僕等の心配をよそにほのぼのと逞しく生きていっているのでしょう。僕も小原先生も彼女達のことをうわさ話する時はいつも微笑みながらでしたし、なんとなーく大丈夫な気がします。

彼女達の行く末を楽しみにしながら、とりあえず無駄な心配はせずにいつかまた会ったときにいつものようにほのぼのと出会えたらいいなと思います!

田中幸介

コメント
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