チノです。本日は、今横浜美術館で開催中の「松井冬子展」について書きたいと思います。
土曜クラスでは、結構話題にのぼっておりまして、それを機に展覧会に行った方、そして触発され、「絹本(絹に描く事)」に挑戦される方がでてきたりしております!今一番hotな展覧会なのではないでしょうか?!
松井冬子さんは、女子美の短期大学を卒業し、一旦社会に出たものの、やはり絵が描きたいと何浪もして芸大に入学して、日本画を勉強しました。その時の卒業制作がちらしにも載っている「世界中の子と友達になれる」です。
そしてこの作品のころから段々知られるようになっていったような気がします。(大学在学中に芸大の大学院の卒業制作観に行ったんですが、当時から既に有名でした。)
最初、この作品を知った時、タイトルと絵が結びつかなかったのですが、展示作品や、解説を読んで、バラバラだったイメージがつながったような、ぞわっとした感覚がありました。
これは是非作品を生で見て、感じていただきたいです!横浜美術館のHPで作品解説されていますが、あえてここでは書かないことにします。
ただのグロい絵と思われがちですが、違います。体を張った拒絶であったり、主張であったり、なにかめまいのするような狂気が渦巻いています。う、うまく説明できないのがもどかしいです!
3月18日(日)まで開催されています。
一見の価値ありですよ!!展示方法もナイスです。
作品の世界感があるがゆえに、見終わった後にどっと疲れますが・・・笑