伊藤です。
最近急激に寒くなったり、雨続きですが、こんなにきれいな「にじ」の絵を見ると気持ちが晴れ晴れとしてきませんか?
こちらの作品は、親子クラスの2~3歳のお子さん達が制作しました。
ほとんどのお子さんがアトリエに来て始めて触れる水彩絵の具です。
親子クラスでは、授業のはじまりと終わりに絵本を読んでいます。
小さい時から、美しい絵やことばに触れて感じて欲しいなという思いもあり、またその日のカリキュラムの導入として、イメージが広がりそうなものを選んでいます。
この日に読んだ絵本の中の1冊「にじ」は、詩:新沢としひこ / 絵:あべ 弘士 お2人が書いた絵本です。
新沢としひこさんは、以前の私の職場関係で何度もお会いしたりお話しする機会があった方で、とにかく気さくで、どんなにかたい場でも最後にはギター片手に歌が始まり、場が和んでしまうようなムードを作ってしまう方です。
あべ弘士さんは、北海道旭山動物園の飼育係を経て絵本作家になり、「あらしのよる」シリーズが大ヒットしたのでご存知の方も多いはず。
この絵本は文がとても短いので(歌の詩なので)、ゆっくりページをめくり、絵をじっくり見てから描き始めました。
まだ筆を使う事に慣れていないので、最初は何も持たないで、空中に腕を左から右へゆっくりと動かして、アーチ型の線が描けるようにイメージします。
そして、
いよいよ筆に絵の具をつけて描きます!
にじの色の順番は、一人ひとりが好きな順番で描いたので、それぞれの色の混ざり方がとても美しい!
最初は慎重に画用紙に絵を描いているけれど、1枚しっかり描けたら次の画用紙では、色遊びに夢中になり、いつも終わり頃には手も足も顔も絵の具だらけ!
親子クラスのお子さんは、集中できる時間が短いので、1時間の授業の中で絵画と工作をひとつずつ制作し、途中に新聞紙遊びなどお友達と一緒に遊んだり関わりあえる時間もあります。
11月の授業日は、11月9日(火)と30日(火)の10時30分~11時30分です。
前日までのご予約で、定員に達していなければご受講できますので、ご連絡お待ちしてます!