駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

どちらにも申し上げたい

2020年07月19日 | 政治経済

           

 

 立憲民主党と国民民主党の再合流の動きがある。弱小野党が合流するのは大いに結構と思うが、この期に及んで党名で揉めている。立憲民主党を譲らない気持ちも分かる。苦労して守ってきた旗印、変えてなるものかという思いはあるだろう。党名は民主的に出来れば新しい党名の元、清新な気持ちでという国民民主党の気持ちも分かる。

 しかしここで揉めてどうする。自分が正しいまでは良いが自分だけが正しいになるとおかしくなる。二階方式は数さえ増えれば権益さえ守れればでと融通無碍過ぎるが、政治の一面の真実を教えている。二階から目薬をほんの一二滴さしてもらい、漸進出来れば由しとすべきだ。

 合成民主党はどうか、皮肉られる名前と思うがそれをいなすのが政治家の力量。名前の印象は実績で変わる。枝野さんは優れた人と思うが、首領の雰囲気が乏しい。福山は仏頂面がいけない、維新の挑発に乗るようでは駄目、おやそうかねと笑い飛ばせれば一皮むける。玉木さんは真っ当な感じがするが未だ弱い。平野さんは縁の下の力持ちになれる人、頑張りどころだ。野党に申し上げたいのは政治に人気は欠かせないということだ。

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