駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

可愛いと得?だなあ

2020年07月18日 | 世の中

              

               

 

 当医院は伝統的に十人並み以上の看護師に恵まれてきた。三十台と五十台が一人後は四十台の五人体制だが、今は波風が治まり仲良く働けているようだ。正統派の美人は居ないが、可愛い感じの女性が多く、採血する時などおじさん患者との会話が弾む。診察室まで微かに、血管が細くて申し訳ないとか・・だよねとか言う会話が聞こえてくる。一寸癪なのは私の前ではぶすっとしていた親父が嬉しそうに話している声が聞こえることだ。確かに六十七十の中高年には四十台の女性は若く感じられ、普段一寸可愛いそうした女性と話す機会も少ないだろうから、ボルテージも上がるようだ。

 採血はいつも上手く行くとは限らず二回針を刺したりする場合もあるが、ごめんなさいねと可愛い声で言われるといつも取りにくいんだよと却って恐縮したりしている。勿論、感じが良い優しいと言う事もあるだろうが、可愛いのが効いているようだ。

 私もたまに看護師に先生はお婆さんに人気がありますねなどと言われるが、有り難いことだが八十台の女性に人気があってもねと後期高齢女性には申し訳ない答えをしてしまう。

 いづれにしても良い感じを与え、好ましく思って戴けるのは医療者にとって嬉しいことだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする