駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

キャンプもオープン戦もない

2020年07月12日 | 政治経済

             

 

 野球に限らないがプロスポーツは皆本番に備えて色々準備をする。成績の悪かったところは監督まで変える。そうして色々準備して本番に臨むのだ。

 東京で新型コロナが再び増え始め、管官房長官は東京問題などと瓢箪鯰の小池都政を皮肉っている。東京も日本、官邸国会は港区にあるはず、なんで切り離して皮肉れるのか理解できない。小池さんが自民党員でないからか?。

 都知事選は小池氏の圧勝、都民でないが感想を言わせて貰えば、対抗馬が居なかったので無難を選んだということか。確かに四五月の新型コロナ対応は政府よりも優れている印象だった。しかし六月にはぼろが出始めていた。東京アラートは何処へ行った。気を持たせて決断を先延ばしにし、相手の顔色を伺って落としどころを探る才能は優れているが、弁舌も理解力も頭の回転も女性政治家の上位というわけではないと思う。

 どうして都知事選が盛り上がりを欠いて、こう言っては大変失礼だが曖昧で代わり映えのしない現職の圧勝に終わったのか。それは自民党も含め政党政治家の怠慢?に依る所がありそうだ。キャンプもやらずオープン戦もやらずいきなり本番で勝てるわけがない。

 国会議員には烏合の衆と唯我独尊人がかなり混じっている。烏合の衆の方がまとめやすく数が物を言う国会では有用なようだが、本当に議員に適応のある人物とは思えない。唯我独尊人は数名で十分。国会議員は最終的に半数程度に淘汰したほうが良いと思う。それにはプロスポーツ選手と同じレベルでの個々の評価が必要だ。性事的なことは犯罪でなければ重大ではない。交渉力立案力理解力説得力統率力・・、選手起用と同じように政治家起用を有権者も考えなければと思う。なりたい人には投票したい人が少ない。なって欲しい人を引っ張り出すのも党の仕事だ。ちゃんとスカウトは居るのだろうか?。

コメント
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