駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

梅雨の合間のニュース

2020年07月03日 | 世の中

              

 

 昨日は梅雨の合間の晴天だった。夏の日差しが妙に懐かしく、心が浮き立つ感じがした。患者さんも天気が良いと出かける気になるらしく一昨日の倍だった。

 今朝はまたどんよりと曇っている、梅雨はこうしたものだと知っているので、今暫くの辛抱だと折りたたみ傘を鞄に入れていつもの道を歩いてきた。

 藤井七段が王位戦で千駄ヶ谷の受け師をあっという間に土俵際に追い詰め慎重に押し出した。強いなんてものではない。親御さんが特に将棋が強いとは聞いていないが突然変異なのだろうか。ひょっとしたらコンピューターにも勝てるのではないかと思ってしまうくらいだ。

 東京でコロナ感染者数が百人を超えた。感染者数だけを発表されても解釈に苦しむだけだ。検査対象と検査数を同時に公表しないとなんとも言えない。どうして陽性者数だけを発表するのだろう。東京アラートはお遊びだったのだろうか、猫の目のように方針が変わると狼少年、否狼おばさんになってしまう。妙な英語と舌足らずの語尾で何を言いたいのか分からない。正体を見せない作戦でしょうか?。

 池江選手が病気快復後初めて水泳の練習姿を公開した。随分筋肉が落ちたが、元気そうだった。私が医者になった頃は急性白血病は死刑宣告と同じだったのだが、医学の進歩に驚かされる。神様は耐えられる者に試練を与えたのだろうか、何とか健康な爺さんの方が逆に笑顔に勇気づけられた。

コメント
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