駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

二十三連勝と十二連敗に逆転負けそして引き分け

2017年06月08日 | スポーツ

  

 将棋藤井四段の23連勝は驚くべきものだが、迎え撃つ先輩プロが情けない感じもする。一体誰が破竹の連勝を止めるか注目している。将棋は意外にメンタルな要素が大きく相手を格上と認めると手が伸びない。たとえ超大型新人としてもプロってそんなに弱かったのかと申し上げたくなる。果たしてタイトル保持者登場までゆくのだろうか?。

 将棋の藤井九段に比べると球技はどうも不甲斐ない。巨人の12連敗はどん底でジャイヤンツとは呼べなくなっている。サッカーなら高橋監督は8連敗で首になっている。松井にアドバイスしておくが、これは火中の栗ではない、廃屋の古釘を拾うと怪我をする、監督就任を懇願されてもお断りした方がいい。

 ハリルジャパンはシリアと引き分け、まだまだ未完成だ。いつまで試みを続けるのか、きらりと光るものはあってもまとまらず、空中分解の危険を感じる。長谷部の穴は大きい。スポーツ紙のコメントも野球に比べると少しレベルが低く感じられる。久保と本田は競合しない、本田のキャラクターと顔は目を引くので記事にしやすいのは分かるが、本田は自分のスタイルがあり特別な能力の持ち主だがキャプテンシーは乏しい。特別扱いするのは避けてほしい。副作用が出る。

 ハリルを支持してきたが、ここにきて一体いつまでメンバーを弄るのだろうかと疑問を感じる。昌子倉田はもう一つ、井手口乾は良かったが、高々一試合では選手同士のコンビネーション意思疎通もそう簡単にはスムースに成立しないだろう。予選は二年がかりの長丁場だから、固定するのは難しく得策ではないだろうが、これだけ猫の目のように変えられては、選手も力を発揮しにくいだろうと思う。

 錦織マレーに逆転負け、紙一枚と薄いのだが中々破れぬ壁がある。錦織にもきついアドバイスだがメンタルに強靭さが求められる。

コメント
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