駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

中心に近づくほど離れる感覚

2016年12月11日 | 世の中

 

 医師会の忘年会は例年通り会員三分の一の出席者の元、盛大に行われた。百人近い出席者があるのだが、四分の一は総合病院の医師で開業医は六十名ほどだ。いつもの仲間と雑談をしたのだが、自分より年上の医師は十名ばかりで、だんだん前の席になるのだが、いつの間にか顔見知りが減って中心に近づいてゆくのに離れてゆくような不思議な感じがした。

 それにしてもどうして出てこない会員の方が多いのだろう。役員はちょっと考えてみる必要があると思った。世の常かもしれないが、今度会長に提案してみよう。

 何だか若造が挨拶をしているような錯覚は、古手の証拠の感覚だろう。病院の部長にこれからもご指導をと頭を下げられても、何だか寂しい。もっと友達のようにして欲しいなあと思った。どうも若い輪に飛び込む人なつっこさが不足しており、若い知り合い友人を増やしたいと思った。それを来る年の一つの目標にしたい。

 

コメント
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