駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

クレイジーワールドを持つ男達

2014年12月27日 | 趣味

             

 このところ天気が落ち着き、年末らしい冬空の元今年最後の診療のため出勤してきた。最後の日は例年さほど込まないので、落ち着いた診察が出来るだろう。     

 定年退職になる方によく何かご趣味はと聞く、以外に**が趣味でと言われる方は少ない。照れくさいというか言うほどでもないと明かされない方もおられるのだろう。

 この趣味というのが、クレージーというのかちょっと狂気をはらんでいて、常軌を逸するレベルに達している人が結構居る。私にも五十年以上やっているブログには書かない趣味があり、我ながら殆ど病気だと思っているのだが、仲間には上を行く人が二三居る。全国レベルでは、それこそ家庭の危機すれすれまで、のめり込んでいる猛者も多い。

 どういうわけか、のめり込んでいる殆ど病気の人達に女性は希有だ。芸術方面を除けば女性は居ないと言ってもいいかもしれない。何かに凝るというのはどうも男の特性の一つで、四人に一人くらい密かにのめり込んでいる世界を持っているような気がする。本業や家庭に影響しかねないクレージーワールドは止めた方がと思われる方もいるだろうが、そのクレージーワールドを持っているが故に何とか壊れず生きてゆけている側面もあると見ている。そうした旦那を抱えた奥さんには亭主の好きな赤烏帽子と懐の深い方が多いようだ?。

 昨日はその趣味の仲間と今年最後の忘年会をやったのだが、K氏の奥様がはいはいと迎えに来てくださり、徒歩電車帰宅組を残して、前後不覚のK氏を助手席に乗せT氏と私を各家庭に配達してくだすった。 

コメント (4)
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