まさか羹に懲りて膾を吹いているわけはないと思うが、先日の竜巻被害以降、雹と竜巻の警報が頻回に出る。実際に竜巻や雹が起こりやすい気象条件が増えているのだろうか?。今まで竜巻雹の警戒情報を殆ど耳にしなかったので、つい日本人の私は多少警戒警報の閾値を下げているのではないかと勘ぐってしまう。どうもそうでもないらしい?。サッカーU23の試合場フランスのトゥーロンでも雹が降ったらしい。地球全体の気象が連動して変化している可能性がある。
さて、注意報は有難いのだが、竜巻に関しては備えよと言われても難しい。鉄筋コンクリートなどの頑丈な建物に身を潜めれば大丈夫らしいのだが、医院も我が家も木造だ。今頃になって、そう云えば鉄筋コンクリートの医院を勧められたのだが、費用が嵩むのであきらめたのを思い出した。これから建築会社は竜巻にも大丈夫な家と宣伝するとよいかもしれない。尤も、そんな家はお安くなさそうだが。
幸い竜巻や雹はなかったが夕立のどしゃぶりで、午後4時以降の患者さんは僅かに五名、商売上がったりだ。暇な時間を活用して、書き賃無料の生活保護者用の書類書きに精を出した。二十年で生活保護患者が倍増した。なぜ増えたのだろう。
「どうも面目ありません、世の中の竜巻に巻き込まれまして」。
「ほんまか!」。