駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

平手打ちはどんなものか

2012年05月14日 | 町医者診言

   

 過日のネットニュースに東大教授、学生を平手打ちの見出しがあった。けしからん常識のない教授という論調である。酔って口論で手が出たらしい。

 東大教授なので平手打ちという現象が記事になったのだろうか。大学から戒告処分と言うことだから非は教授にあったと推定はするけれども、詳細がわからないと駄目教授と決めつけることはできない。勿論、手を出すのは一般には負けというか未熟の証左なのだが。

 決して教授に同情するわけではないが、ぶん殴りたくなるふざけた学生は居る。学生ではないが医院に研修に来て、診察をよく見ているように横に座らせて置くと寝ている奴が居る。ぶん殴りはしないが、大抵はAかBを付けるのだがそいつにはDの評価を付けてやった。

 後で会った内科の部長があいつには困っているんですよとこぼしていた。試験の点数以外に大切なことがあるのを、学び忘れたのだろう。

 これが女子学生が教授を平手打ちとなれば、まあ誰も咎めないだろう。上手な平手打ちは最強のメッセージのこともあるような気がする。

 女性に平手打ちされたこと、残念ながら?ありません。

コメント (2)
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