駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

第六感の奇跡

2010年01月17日 | 小験
 自分に超能力があるとは思わないが、驚くべき事が起こった。実は東京で電子媒体でしか知らない人が主宰する新年会に出かけたが、急いでいたため場所を書いたメモを忘れて新幹線に乗ってしまった。唯一の記憶が東武東上線のある駅から歩いて7,8分の居酒屋という記憶だけだ。
 別件で一緒に上京する妻が急がせたために忘れたのだ(人のせいにしたはいけないが)。その上、彼女はネットで検索すればわかるでしょと引き返すのを拒否した。ひょっとしてわかるかなと思ったのも空しく、ホテルのインターネット検索では新年会のことは載っていても会場の情報はない。主催者の電話番号は不明。電話番号検索も有名人のためか、登録がないのだ。
 わざわざ遠方から上京したのだからと、簡単にはあきらめ切れず駅までは行ってみた。分かるわけはないが、そのままホテルでふて寝する気にはなれなかったのだ。
 三十人以上の宴会ができる居酒屋はそう多くあるまい。たぶん繁華街に沿っているはずと、一本目を南下したのだが数分ですぐ住宅地となりこちらではないと戻る。北側の通りを右に折れて大きそうな居酒屋を覗きながら進む。土曜の夜というのに空いており、「いらっしゃい、お一人様に?」に「**さんの新年会は」と聞きつつ歩く。「うちじゃないです」。急に冷たい返事にめげず、7,8分歩くと繁華街が少しさびくなってきた。もうだめだ、帰ろうと左の路地奥を見ると古そうな居酒屋の看板、これが最後と覗くと大人数が宴会の様子、入り口に受付らしき人がいる。ひょっとしてと暖簾をくぐる「**の新年会ですか」。「そうです。どちらさま」。と大当たり、自分でも信じられないが、会場にたどり着いていた。
 
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平静の心で対応

2010年01月17日 | 町医者診言
 小沢幹事長の秘書が逮捕された。虚偽記載の疑いとある。政界を揺るがす事態のようだがどうもよくわからない。一体事実は何処にあるのだろう。推定有罪以上の取り扱いがされている。 
 犯罪があるのならその重みと意味を吟味評価する必要がある。ただ悪い悪人だでは済まない。犯罪がないのなら、やはりこの騒ぎの意味を吟味しなければならない。
 理知もしそれが冷静客観さと結びつくものなら、どこに誰が理知を持っているか問いたい。まず国民にだが、報道されるほど一辺倒ではないように感じる。
 鳩山首相は何が起きてもこの難局を切り抜けねばならない。マスコミにぼろくそに云われても民主党は国民の負託を受けた唯一の政党で、代わる能力と資格のある政党は居ないのだから。
 何よりも大切なのは平静の心だ。事実を掬い取って虚飾を除いて粛々と対応してほしい。
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