玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

63)ハロウイーンparty

2006年09月04日 | ピースボート世界一周

Peace_boat067

 私たち日本人には馴染みの薄い Halloween Partyが2日間の準備の末、10・31の夜、変装コンテスト、お化け屋敷と連続して行われた。主催者はGETの先生方が主で、ボート側も変装用の衣裳など貸し出していた。パーティだから一般の参加者も募り(会費2000円)収益も上がったろう。一部は後日訪問予定のペルーへの寄付金とされたが、かなりの部分は先生方のお小遣いになったのでは?。懸命にチケットを売っていた。

Peace_boat_524

 ハロウイーンの意味を調べてみると、Hallow(神聖な)een(Evening)。万節祭(あらゆる聖人を記念する祝日)の前夜祭で、秋の収穫を祝い悪霊を追い出す祭りとして行われるのが由来のようだ。カボチャの中をくりぬいて更に目、鼻、口と彫り中に提灯を灯して飾る。夜には怪物に仮装した子供達が「Trick or Treat」と囃したて、お菓子など貰って回るお楽しみのパーティだ。日本でも同じだが、英国では11・5にFawkes Nightとしてハロウインが吸収された形と物の本にある。

Peace_boat064

 ハロウイン、お化け屋敷いずれもGet生が先生方と一緒に準備した筈なのだが、残念ながら記憶にない。たった2日間だったので、他の講座と重なっていたのだろう。しかし当日は勿論参加した。上記ジャック・オー・ランタンはいずれも上手く細工、照明され、他の飾り物も楽しかった。参加者の服装を見ているだけでも充分に楽しめた。

Peace_boat073

 オバケ屋敷を経験したのも、何年ぶりだったろう。ヤッパリ一人で入りきれなくて並んだ次の人と思わず手を繋いでしまう。「恐いもの見たさ」はこの年になっても変わらない。5つの部屋を回るごとに前から後ろからキャーッ、ヒヤーッと叫び声。心して進むのだがヤッパリ悲鳴を上げてしまう。彼らの演技は真に迫っていて皆を驚かせてくれるのだ。(科学者が実験中、相手を誤って死なせてしまう。慌てふためいて薬を調合し、ムックリ起き上がらせたものの絶命す)

Peace_boat062

 こういったイベントに参加するたびに思う。彼らはいつも先ず自分が楽しみ、それがひいては周りの人達をも楽しませてくれる。お国柄あるいは年代の違いもあろう。Peace_boat_528b 私達の世代はひたすら努力、勤勉、忍耐、責任が絶対評価の時代ではなかったか?「遊び」はその対極で罪悪感すら漂よっていなかったか?。その結果として「遊び下手」。船の上ですら駆け回っていたのだから。とは言え連れ合いを置いて一人での船旅。何といっても最高の贅沢であったが、これからもモット上手に遊ばなくっちゃ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 62)船上生活は太る? | トップ | 鴨池垂水フェリー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ピースボート世界一周」カテゴリの最新記事