玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

娘の離婚事情ーその2

2012年07月06日 | アトランタ便り
 親の都合によって子供達が往来する日常は(本来的に言えば非日常であるが)、私にも日常化しつつあるものの心は常に痛む。いつ迄こんな往来の生活が続くのだろう。養育費支払いは18才まで続き、双方が新たな婚姻関係を結んでもそれは変わらないらしい。姉の方は「行きたくないとか、今日は家に居る」とか時に涙さえ浮かべるが、妹は「又来るね soon  byby!」と屈託がない。そんな場面に私は立ち会いたくなくて、いつも玄関でバイバイしている。

 001離婚話に発展した際、夫にとって「子供達を日本に連帰られはしまいか」と懸念されたらしい。当の娘にはその気は全くなく事前に申し出てあったそうだが。日本においても近年国際婚の破綻に対し、ハーグ条約要綱など見聞する事も多くなった。又、未だマイナス要因とされているシングルマザーの雇用や住まい探しは深刻で、米国ではその心配がないのは当事者にとっては大きい。
 
 養育権に対しては半々で、私の滞在中とか夏休み中ということもあって、現在は娘宅の方が長く私の出番が多い。と言うより任かさっれ放しである。今朝も父親と娘がSkypしながら「今朝気がついたのだけど、自分がこんなに強気で居られるのは、母さんがいるからなんだ」と言う。そして前夜の夕食後子供を預けに行き帰宅した際、イヤな気分にされたとあれ程怒っていたのに、もし私も元夫同様独りでいたら同じ言動をしていたかもとしおらしい。父親は父親で「今後は生活を切り替えて自力で遣って行ける様に」と意見していた。

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