玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

「不都合な真実」をみる

2007年03月06日 | ねったぼのつぶやき

 映画製作者に近い国に住む知人の強い勧めもあったが、私自身も見たいと念願していた映画だ。通いなれている映画館では上演されておらず、少々足を伸ばす必要があったので、過日ヤット実現した。

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 地球規模の温暖化は、私の予想を遥かに超えて進行している事を映像と解説で理解させられた。タウンミーテング式に聴衆を周りにおいて話すゴア氏は演説調ではなく講義調だった。聞き易い部分もありヒアリングの訓練に走ったりしてアチコチで聞き損じたところも多かったけれど。

 私自身は製作者及びゴア氏の意見に素直に同意するのだが、今何故この時期にこういった発表をするのか。彼自身の車や自宅の電気消費量、ヘリを使っての講演こそ温暖化を加速している。世界的規模で考える時、果たしてこの問題が最優先事項であるか。温暖化よりも寒冷化の方が死者が増える地域もあるなど。投稿欄では反論、酷評も多々あるようだ。

 発信が限られた地域からで、しかも温暖化に限定して警鐘を鳴らしていることや、何よりも彼自身が政治家自身であることなど制約はある。しかし彼の根底にある家族愛や地球の今後を憂う心情は紛れもない事実であり、政治家ゆえの発言力もあることなど私自身は全面的に賛成したい。

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1 コメント

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不都合な真実、この映画を近くでやっている時に見... (人に歴史あり)
2007-03-08 09:29:37
不都合な真実、この映画を近くでやっている時に見逃しましたが本も出ていますよ。フランクな感想をありがとうございました。情報過多、あっぷあっぷ、限られた自分の自由時間に何を見て何を見ないかはそれぞれの感性。私は本や映画を他にすすめることもすすめられることもしません。感動や情報は身の回りにあふれている。重病との苦闘、老親介護、障がいのある子供への寄りそい、伴侶の死などなど。知ればしるほど感動満載、絶句する。気づかないだけ。人に歴史あり、すべての人が感動の発信者の時代になりました。
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