玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*社会保障費

2020年02月03日 | 捨て猫の独り言

 それは昨年の秋頃だった。左の上腕部が痛くて鉄棒のぶら下がりなどは不可能だった。それがいつの間にやら痛みを感じなくなっている。いつ回復したのか覚えがない。退職前に右目の緑内障に気付いた時は手遅れだった。退職後にいつのまにやら右耳は重度の難聴に見舞われていた。左目は今のところ健全で、残された左耳は補聴器を使用して生活している。

 右目は文字は判読できないがまだ視野は残されている。その右目の眼圧をコントロールするために三カ月に一度は目薬をもらいに行く。最近とみに噛む力が弱ってきた。歯科医院も同じだ。三カ月に一度はお世話になる。これでは高齢化社会になって医療費がかさむのは無理もないと思う。できるだけ医者にかかることがないように心がけるつもりだ。

 先日は久しぶりに「片道1時間歩き」に出かけた。この時ばかりはナンバ歩きを意識して試みる。負荷をかけるために、重い登山靴にリュックを背負う。歩いた後のかすかな筋肉痛が心地よい。夕方に公園の鉄棒にぶら下がってみた。なんともない。朝のラジオ体操だけは完全に習慣化された。これまでC型肝炎の経過観察で武蔵野赤十字病院には半年毎に通っていた。

  

 ところが昨年10月からは二週間に一度通うことになった。飲み薬だけで治療できるようになり、治療費の一部を東京都が補助するという。主治医の勧めでその制度を利用することにした。飲み始めたところ、最初の二週間でウイルスが消えた。新薬の効果に驚く。毎日一錠飲み続けて3か月で終了した。「地域の専門医からのメッセージ」と題して、この制度の利用を促すチラシが我が家にも配布された。この類の折り込み広告はめずらしく、なんと主治医の顔写真も載っていて驚いた。

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