玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

図書館のたのしみ

2005年05月05日 | ねったぼのつぶやき
 図書カードを再発行してもらいました。 2~3年前、図書カードを紛失して以来しばらく図書館とはご無沙汰していましたが、今秋予定している旅行のための参考図書を旅行社から紹介され、本探しのためにどうしても図書カードが必要になったのです。再発行してもらったカードは、今までと外見は殆ど変わらないのですが、機能的には雲泥の差があり驚きの一言につきます。PCで検索が出来るので、本の在庫を、書名から、作家名から、出版社名から検索可能です。そこの図書館にある場合にはどのコーナーにあるのか指定され,無い場合には、市内に10近くあるどの図書館に在庫があるか分かります。またどの図書館に取り寄せるか、取り寄せ後申込者に連絡する手段まで全て指定できる方式になっていたのです。未だやったことはありませんが、自宅のPCを使って全ての作業も出来るようです。

 老眼鏡を使用するなってからというもの、余程の必要がなければ夜は活字を目にしたくない。そんな事情もあって図書館としばらく疎遠になっていた間に、ほんの数台のPCが導入され、それだけでこんなにも便利になっていたとは!今までPCは、業務上便利に、能率的に使ってはいましたが、こうやって実生活の中で、気軽に便利に使えるようになってくると、あらためてパソコンの凄さに驚かされます。パソコンは本当に偉い!かって母が電話が瞬時に繋がることを、「どうしても勘にこん」といって感心していたことがありましたが、私も母同様に「勘にこんけどこんなに便利なものはない」と思ってしまいます。

 一方では、確かに読みたい本探しにはPCはいたって便利なのですが、 図書館を利用する楽しみは、他にも色々あります。各種の新聞や雑誌を自由に閲覧できる。図書館によってはビデオも楽しめる。疲れたら書架の前を行きつ戻りつしながら,「さて今日はどの本を借りようか」と書名や著者名を見ながら彷徨う。この彷徨いがなんとも言えず楽しい。一回に5冊迄、2週間で返却という条件ですから、軽い雑誌や、軽い本も入れないと読みきれません。そんなバランスを考えながら本選びをする作業も楽しいものです。図書館の雰囲気もいい。静かでページをめくる以外たまに聞こえるのは咳払い程度。煙草も臭わない。誰にも干渉されず、何時間でも居れる。

 そんな理由で手近かな3つの図書館を利用しています。自宅に一番近いのは(徒歩7~8分)公民館に併設されています。散歩路である玉川上水沿いには(徒歩17~8分)中規模の図書館があり中休みや、近くにあるレストランで昼食を摂る前に立ち寄り、食事と読書を楽しむことができます。中央図書館は(自転車で約10分)大きくて何でもあり、健康センター、福祉会館、中央公民館、市役所に隣接していますので序の利用に便利です。以前、何かで見た市民税序列の記事で、当市はかなり高い所に位置していたと記憶していますが、こういう使われ方なら大いに結構と納得出来ます。

 

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