玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

38)「マイ箸」を持参する

2006年06月10日 | ピースボート世界一周

Kumar7

 先日、知人の知人が又知人同士といったよしみで、11人での夕食会を楽しんだ。内6人がボートに乗り合わせたメンバーで、事務局の2人も含まれていた。私にとってはボート仲間とのお付き合いは2回目であったが、アチコチでも同様の集まりもあるようだ。

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 宴は久しぶりの再開を祝い乾杯で始まった。その時私はハッとした。事務局の2人がカバンから「my箸」を取り出したのだ。私は自分を恥じた。船内の多くの講座で学びを深めた筈だった。大きな環境問題でも自分にも出来る小さな事など・・。車使用を控え近場は運動を兼ねて歩いたり、遊歩道のゴミが気になり拾ってはいたが、「箸」はすっかり失念していたのだ。知識のための学習のみは恥ずかしい。習慣は恐ろしい。

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 その後、TVのクローズアップ現代でも割り箸高騰の問題を取り上げていた。船内でも学んではいたが、かって割り箸は間伐材を利用して森林を育てるためのものであった。今は世界のアチコチで木は切られ森は破壊に向かっている。Peace_boat211 塗り箸を再生するためには手洗い、消毒、乾燥、水など手間、ヒマがかかりコスト的には割り箸使用と変わらないという。費用の面の考慮だけでいいのか?いつまでも大量生産、大量消費を続けていいのか?と問いかけていた。kumar没後2ヶ月にならんとす。3、4はkumarが主催した語学コース対象者の学習小運動会、終了式のバック。

コメント (3)
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