あられの日記

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ガンジス川の水の採取場所

2016年02月26日 18時13分42秒 | インド旅行記
朝も早よから病院通い。9時からの診察予約でしたが、帰宅したら既に10時半超えてました。風邪もあんまりよくなってない。頭が痛い~。関節も痛い~、熱が下がらない~と。ボロボロでブログを書く気になかなかならず、今日は簡単な質問ネタを記事にしますね。

ヒンドゥー教徒はガンジス川の水が大事とか。どこで見たんだっけ?ジャイプールの王宮で世界一大きな水かめを展示してありました。上の画像に写ってる銀色の容器がガンジス川の水を積詰めるために使った水瓶です。
ロンドンを旅した王様は、カメのガンジス川の水を詰めて旅立ったんだって。他にも、アグラの街から南、たった14年で放棄されたムガル帝国の廃都ファテーブル・シクリにもでっかいカメが置いてあり、同じくガンジス川の水を詰めてたんだって。
そして私は疑問に思った訳。
ガンジス川の水だったら、どこで採取した水でも同じ価値になるのか?だってガンジス川といえば、WIKIによると全長2525キロメートル。流域面積は約173万平方キロメートルもあるんですよ。そりゃあ支流も多いだろうし、ヒンドゥー教徒が飲みたいガンジス川の水の取水地に上物下物があるのか?気になるではありませんか。
ってな事で突撃質問開始です。尚、私の意図がインド人ガイドさんに伝わり易いように、インドの地図とガンジス川の流れと今回の訪問地のデリー・ジャイプール・アグラ・ベナレスを記入して見せました。
私「ヒンドゥー教徒にとって一番価値のあるガンジス川の水はどこでくんだものですか?」
ガイドさん「山の上流の高い場所で採取した水が一番です」
私「なら河口近くで採取した水は価値が低いという事ですね」
ガイドさん「そうなります。
私「ならば、今いる所からガンジス川の近さは関係ありますか?例えばガンジス川の支流なら50キロm先で採取出来るけど、ベナレスは遠い。どっちの水が価値が高いですか?」
ガイドさん「ベナレスでくんだガンジス川の水が価値が高い。距離は関係ありません」

私「ならなぜヴァラナシ(ベナレス)のガンジス川(ガンガー)の水は価値があるのですか?ベナレスはガンジス川の中流に位置してますよね?聖地になった理由がありますか?」
ガイドさん「あります。ヴァラナシの辺りはガンガーが南から北へ流れてるのです。ヒンドゥー教徒はヴァラナシのガンガーに死んだ後灰を流したらみんな天国に行けると信じています」
そうだったのか~。聞いてみるものですね。
ちなみに、今回の旅ではヴァラナシでガンガーに並ぶ80以上のガート(お祈りの場)のうち4つある聖なるガートの一つ、ダシャーシュワメード・ガートからツアーで船を借りきりガンジスの流れを遡ったり下ったりしんがらヒンドゥー教徒のお祈りの様子を見学しました。そして朝日が上がってから用意してあったペットボトルにガンジス川の水を詰めて帰国しちゃいました。今、ガンジス川の水は冷蔵庫で保管しています。ガイドさん曰く「ガンガーの水は決して腐らない」そうなので、5月のイベントや受かれば夏コミにもガンジス川の水を持参してスペースに展示するつもりです。
ちなみに、そう汚れてません。もちろん日本人がガンガーの水を直接の飲むと下痢するかもですが、ヒンドゥー教徒にとりガンガーの水は聖なる水ですから、彼らは普通にこの水を飲みますし、ガートの周りでもガンガーの水を持ち帰り用のペットボトルやら壷やらが山積みで売られてました。

2016.3.1に画像を1枚追加しました。
2016.3.22にヒンドゥー教の聖地ヴァラナシの街のガンジス川の画像を2枚追加しました。

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