あられの日記

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インドは停電が多い

2016年02月25日 19時36分32秒 | インド旅行記
本日3本目の記事です。熱は少し下がったけど、鼻水が滝のように出てます。辛い…。
さて、テーマは停電です。9日間の旅で都合3回停電に行き合いました。
1回目)2月14日、首都デリーにて。
11時15分、レストランでランチを食べてる時です。タンドリーチキンと豆とほうれん草とチキンのカレーといもフライ。おいしくいただいていたら、突然真っ暗になりました。
その時トイレに入っていた人は突然の暗闇に悲鳴を上げたとか。しかし驚いていたのは私達日本人観光客だけ。店の人が間髪いれず照明をトイレに差し入れたんだって。
慣れてるのですね。真っ暗な中デザートのバニラアイスをいただきましたが、どんな見た目だったかは分からないまま。結局食事を終える時間になっても店内の明かりは戻りませんでした。
店を出ると店の前の道は大渋滞になってました。そしてバスが来ない。どうもレストランに駐車場がないので、その辺りを流して時間を潰してたようです。そこへ停電です。停電により信号機も止まってしまい、交通警官が手信号で車をさばいていたようです。そりゃあ渋滞するよな~。
2回目)2月15日ジャイプールにて。
午前中に旧市街とアンベール城を観光し、ジャイプールの街から少しはずれたホテルのレストランで昼食を食べたあと、希望者のみブロックプリントの工場へ行く事になりました。布をインド更紗の布を買い込んだものの、私が行きたかったのはアノーキーという店でした。「旅の前から布を買う!アノーキーへ行きたい」と主張していた私は大喜びです。バスはお店に向ったのですが、旧市街を抜ける段階で突然びだ~~っとバスが動かなくなってしまいました。
ヤナ予感…。
ハイ。停電が発生し、渋滞が起きていたのです。となるとアノーキーへ行く時間がない。というのも本来の観光ではこの日はナルガール要塞からジャイプールに落ちる夕日を眺めるというプログラムが組まれているのです。
「先ほどアノーキーへ行くと案内しましたが、予定を変更して旧市街のバザールを見学しましょう。インドの人の暮らしを覗いてみるのも楽しいですよ」と。
あう~~~。面白かったよ?野菜のバザールに野良牛が集ってたし。バザールと言っても大通りの商店街だったし。歩くだけでとても楽しかったよ?しかし、私のアノーキーがぁあああ~~~。無念です。
3度目)2月17日、アグラの街にて。
午前中タージ・マハル観光の後、市内のレストランにてまたまた停電に。この時は店が非情電源を持っていたのかすぐに店内の照明がつきました。
とまあ計3回も停電を体験しゃいました。

さて、ですね。
デリーからジャイプールへは高速道路をバスで移動しました。途中で気付いたのですが、高速道路に街灯がない!のですよ。なんつーの?インドでは日中にトラックが入る事を禁じています。渋滞緩和の政策の一環なのですが、夕暮れともなると、荷物を少しでも早く届けたいトラックがたくさん集まって来て高速道路を西へ東へ。なのに街灯がないのですよ。
街灯がないのは実は街中も同じです。ジャイプールには街中に街灯がありませんでした。
次に訪れたアグラでは、少しだけ街灯のある道がありました。
最後に訪れたヴァラナシでは最近街灯がつけられたそうです。ヒンドゥー教徒にとってガンジス川の日の出を見つつ祈りを捧げる事はとても大事であり、憧れなのです。同じように日没後の儀式でガンジス川に祈りをささげるアールティも大事です。となると、街が暗いと不都合な事が起きる訳で。それを回避するために最近つけられたんだって。
そういえば、アグラのホテルでは、窓からタージ・マハルが見えてたのですが、夜のライトアップはありませんでした。日本の観光地はすぐにライトアップするのでとても不思議でしたが、電気が全く足りてない国ですから、ライトアップは電気の無駄使いとなるのかな?
電気といえば…。5月ともなると、北インドは連日50度を超える日が続くのだとか。しかし冷房はナイのですよ。せいぜい扇風機を使う事はありだそうですが。だから学校は5月はお休みになるんだって!とても文明国とは思えない状況です。インドってもっとITの国というイメージを持っていた私は停電が毎日のように起こる国だとは思わなかったのでびっくりしました。

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