高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

オニグルミ

2010-05-23 00:24:44 | 樹木

峠の高い位置に売店はあり、見下ろすと目の前に、下から伸びているオニグルミ(鬼胡桃)の木があった。日本の山に自生するクルミはオニグルミが圧倒的に多い。高木が多いので、今まで花を撮ったことはほとんどなかった。
オニグルミ越しに、はるか彼方に集落が見えた。すこし車で走るとかっての山田のある田舎の風景に出会った。東頸城郡松代(まつだい)町は今は十日町市と合併し、魚沼の仲間である。

 
(左が赤い雌花序、右が緑色で垂れ下がる雄花序)

 
(はるか下には、かってよく見た田舎の風景)

鬼胡桃/クルミ科/クルミ属。
日本全国に分布する落葉高木。風媒花で雌雄同株。
葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は9~17個で長卵形で先は尖り、葉縁には細鋸歯がある。雄花は前年の葉の付け根から垂れ下がり、赤い雌花は新枝の先端に付く。
名前の由来:果実の表面がヒメグルミ(姫胡桃)は滑らかなのに対し、表面が凸凹で醜いことからこの名が付いた。
花期:5~6月。
(十日町市松代)
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コメント (8)
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