中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。
花を半分に切った扇形の紫色の花をたくさん付ける。
この仲間をファンフラワーというようである。
クサトベラ科/クサトベラ属。
オーストラリア原産の多年草。別名スケボラ、スカエボラ、スエヒロソウ(末広草)。
葉は長楕円形で光沢があり、縁には粗い鋸歯がある。
春から夏にかけて、扇を広げるように紫色、藤色または白色の花を咲かせる。
名前の由来:ブルーで花が扇状に咲くことからこの名が付いた。
花期5~9月。
(多摩市立グリーンライブセンター)
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狐の孫/キツネノマゴ科/キツネノマゴ属。道端や野原に生える1年草。葉は卵形で対生し、花は淡紅紫色の唇形花で穂状に付く。花穂にはつねに1つか2つしか花が咲かず、花びらの中央には白い星型の模様がある。名前の由来:語源は諸説あるが不明。花ことば“可憐美の極致”花期:8~10月。【山野草の索引へ】
秋明菊/キンポウゲ科/アネモネ属。
古い時代に中国から渡来し野生化した。京都の貴船に多かったことからキブネギクの別名がある。
名前の由来:秋に咲くキクなのでこの名が付いたが、キク科ではなくキンポウゲ科である。
花ことば“耐え忍ぶ愛”
花期:8~10月。 【山野草の索引へ】
(右は赤紫色の種類)
現の証拠/フウロソウ科/フウロソウ属。
日当たりのよい山野に生える多年草。別名ミコシグサ。
花の色は白色、紫紅色、淡紅色などで、便秘、下痢、関節痛、神経痛の薬として知られている。
名前の由来:薬用ですぐに効くから。
花ことば“心強さ”
花期:7~10月。
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冬の花蕨/ハナヤスリ科/ハナワラビ属。
人里や草刈が行われるような山野に育つ多年草。別名トコワラビ。
秋に伸びた地上部は春に枯れるというサイクルを繰り返す。
名前の由来:胞子葉が冬に花が咲いたように見えることからこの名が付いた。
花期:9~11月。
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秋の田村草/シソ科/アキギリ属。
低山や丘陵に生える多年草。
葉は卵形で対生しふちに鋸歯、茎は四角で上部で枝分かれし先端に青紫色の唇形花を付ける。
名前の由来:秋に咲くタムラソウであるがタムラソウの意味は不明。
花ことば“自然のままのあなたが好き”
花期:8~10月。
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(秋の紅葉したヒメツルソバ)
姫蔓蕎麦/タデ科/タデ属。
ヒマラヤ原産のタデ科の多年草。別名カンイタドリ、ポリゴナム。
明治時代に園芸植物として渡来し、繁殖力から野生化した。茎は横に這うように広がり、葉は暗い紫色のV字型模様が入り、秋になると美しく紅葉する。花は淡桃色の球状の頭状花序。
花ことば “繊細”
花期:5~10月。
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(自宅近くの丘陵地)
彼岸花/ヒガンバナ科/ヒガンバナ属。
古くは中国から入り、平地の林や日かげに生える多年草。
花びらは強くそり返り、おしべが長く飛び出しているのが特徴。茎にアルカロイドを含む有毒植物。 マンジュシャゲ(曼珠沙華)の別名がある。
赤いヒガンバナと黄色のショウキスイセンとの雑種が白花ヒガンバナという説が多い。
名前の由来:秋の彼岸のころに咲くので名が付いた。ちょうど今日は彼岸の中日、今年も見事に咲いている。
花ことば “悲しい思い出”
花期:8~9月。
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男郎花/オミナエシ科/オトコエシ属。
丘陵や草原に生える多年草。
白い小さな5弁状の花を多数つける。
名前の由来:オミナエシ(女郎花)に対比し、オミナエシより強そうなのでこの名がついた。
花ことば“野性味”
花期:8~10月。
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女郎花/オミナエシ科/オミナエシ属。
日本全国の日当たりのよい山野に生える多年草。
花茎葉は上部で分枝し、黄色い小型の花を散房状に多数つける。秋の七草の一つで、「オミナ」は美しい、「エシ」は不明、オトコエシ(男郎花)に対比しこの名がついた。
花ことば “美人”、“親切”など
花期:8~10月。
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