高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ヤマシャクヤク

2010-05-08 01:16:45 | 山野草
開花期間がが2~3日しかない植物を、展示会に出そうとする努力には敬服する。今回も2点の作品が出展されていたが、見事に開催日に合わせてきた。開花時期の調整は、誰でも少なからずやっているが、室内に置いたり、日陰に移す程度である。このヤマシャクヤク(山芍薬)などは、昼夜の条件を変えていることであろう。
この手法は秋の菊展などでも、かなり使用されているが、寅太は正月に飾る梅の開花さえまだうまくいかない。ヤマシャクヤクの大きな清楚な花の開花の努力が、展示会を華やかなものにしてくれた。なおベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)という淡紅花の種類がある。


(展示会を華やかにするヤマシャクヤクの清楚な花)

 

山芍薬/ ボタン科/ ボタン属。
山地の木陰に生える多年草。
葉は2回3出複葉で、小葉は長楕円形から倒卵形。茎の先に白色の花を上向きに一つ咲かせる。花弁は倒卵形で3~7枚が花心をつつむように半開する。
名前の由来:形や蕾がシャクヤクに似て、山に自生していることからこの名が付いた。
花期:4~6月。
(春の山野草展示会より)
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コメント (8)
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