高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

2008年正月

2007-12-30 14:48:56 | 四季

謹賀新年

1年間ありがとうございました。良い正月をお迎え下さい。

新年は5日ころ更新します。新しい年もよろしくお願い致します。

“2008年正月寄せ植え”
材料:松竹梅(マツ、ササ、ウメ)、カンギク、ヤブコウジ、タマリュウ
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タマリュウ

2007-12-29 10:34:09 | 山野草
正月の寄せ植えを作っていたら、タマリュウの中に1個だけ瑠璃色の宝石のような実が見つかった。
我が家でタマリュウの実を見たのは初めてなので、花を見落していたことになる。
リュウノヒゲとタマリュウとの見分けはよく分からないが、実を付けてくれたことでもありじっくり勉強したいと思う。
この正月はタマリュウの瑠璃色とヤブコウジの赤の実が隣り合わせることになった。

玉竜/ユリ科/ジャノヒゲ属。
ジャノヒゲ属の常緑多年草。
リュウノヒゲよりも葉は短く、晩秋に瑠璃色の実を付ける。
花期:9~10月。
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暮れの季節の花(シャコバサボテン)

2007-12-28 12:51:37 | 四季
暮れに満開の花は、昨日のカンギク(寒菊)に続き、今日はシャコバサボテン(蝦蛄葉サボテン)である。
こちらも1年間まったく手もかけていないが、今年も花がたくさん付いた。
同じような環境で育てているが、白色の品種は少し開花時期が遅いようである。


(白のシャコバサボテン)

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暮れの季節の花(カンギク)

2007-12-27 00:43:25 | 四季
丹精こめて?育てた3本仕立ての大ギクも終わり、この時期に庭で満開なのはカンギク(寒菊)と、もう一つはシャコバサボテン(蝦蛄葉サボテン)である。
今年も例年以上にたくさんの花が付いた。暮れの季節を彩る数少ない花として重要である。

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ナギイカダ

2007-12-26 09:30:36 | 樹木
むかしよく見た樹木であるが、最近はあまり見なくなったのがナギイカダである。
葉の先端に鋭いとげがあることと、ハナイカダ(花筏)のように葉の中央に花や果実を付ける面白い植物である。葉のように見えるのは枝で葉状枝とよぶとのことである。
ナギイカダは本来は雌雄異株であるが、画像にあるのはクリスマスベリーの名前で流通し、雌雄同体のため1本で結実する。

 
(右はナギイカダの花)

梛筏/ユリ科/ルスクス属。
地中海沿岸原産の常緑低木。雌雄異株。
枝の変形した葉は厚く先端は針のように尖る。葉の中央部につぼみを着け早春に開花し、果実は冬に赤くなる。
名前の由来:葉がナギに似て、ハナイカダのように葉の中央に花が咲くことからこの名が付いた。
花期:3~5月。
(多摩丘陵)
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セイヨウヒイラギ

2007-12-25 08:15:24 | 樹木
きのうは前日までの曇り空から一転して、朝から快晴であった。
冬至の名物であるダイヤモンド富士も気になるが、風がかなり強く吹いているので高尾山行きはあきらめた。強い意志のない者には自然現象も微笑んではくれない。

それではとクリスマスホーリーを探しに近所を歩いた。しかし目にするのはヒイラギモチがほとんどで、なかなか見つからない。
やっと斑入りのセイヨウヒイラギに出会えたが、肝心の赤い実が付いてない。
園芸店でも四角張った葉のヒイラギにクリスマスホーリーの名前が付いていて、別名はヒイラギモチになっている。
中間的な園芸種が多く出てくると、素人にはよく分からない。

西洋柊/モチノキ科/モチノキ属。
ヨーロッパから西アジアを原産とする常緑低木。別名クリスマスホーリー。雌雄異株。
縁に棘のある光沢のある楕円形の葉が互生し、春先に白色の花を咲かせ、秋には球形の果実が赤く熟す。
クリスマスホーリーと呼ばれ、縁起物として西洋ではクリスマスの飾りに使う。
本種には多くの園芸品種があり、鋸歯の少ないもの、斑入りなどがある。
花期:4~5月。
(多摩丘陵)
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ヒイラギモチ

2007-12-24 10:45:35 | 樹木
クリスマスが近づくとクリスマスホーリーの名前で赤い実がついたヒイラギが出回る。ホーリーはアメリカンホーリー、チャイニーズホーリーなどもあるが、セイヨウヒイラギが本来のクリスマスホーリーのようである。
このヒイラギモチもクリスマスホーリーで流通しているようだ。


柊黐/モチノキ科/モチノキ属。
庭植え、生け垣、鉢植えなどで広く植えられる。別名ヒイラギモドキ、チャイニーズホーリー、シナヒイラギ(支那柊)など。雌雄異株。
葉は四角張った長楕円形で葉の先端と両側の上下に鋭いトゲがある。春先に開花し、果実は晩秋に赤く着色する。
花期:4~5月。
(多摩丘陵)
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庭の樹木の実(その2)

2007-12-23 09:28:18 | 四季

昨日は主に赤い実であったが、きょうは庭にある残りの樹木の実である。
収穫目的で植えたミカン、ユズなどもう総ざらいである。
シロヤマブキの黒い4個の実はお馴染みであるが、ドウダンツツジやキンシバイなどは今までじっくり観察したこともない。
カキにいたっては、撮影直後に収穫してしまった。

  
(シロヤマブキ)          (キンシバイ) 

  
(ドウダンツツジ)        (ハナズオウ)

  
(ユズ)
              (カキ)

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庭の樹木の実(その1)

2007-12-22 11:42:04 | 四季

師走も押し迫ると、庭に咲いている花はキク以外はほとんどなくなった。春先まで花のない寂しい日が続くことになる。
花がなければ樹木の実と思って回りを見渡した。実のなっている樹木の種類は少ないが、センリョウやヤブコウジは、狭い庭にかなり増えてきた。
最初の画像はおなじみのセンリョウである。センリョウ(千両)、マンリョウ(万両)の次はカラタチバナとヤブコウジであるが、それぞれヒャクリョウ(百両)、ジュウリョウ(十両)の別名を持っている。
我が家にアリドオシ(蟻通し:別名一両)はないが、代わりにツルアリドオシ(蔓蟻通し)を植えてあるが、今年は実が付いてない。

  
(センリョウ)          (マンリョウ) 

  
(カラタチバナ)         (ヤブコウジ)

  
(ナンテン)           (ベニシタン)

  
(ミヤマシキミ)            (コムラサキ)

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ヒサカキ

2007-12-21 09:34:22 | 樹木
全体が小さいので姫榊で、それが訛りヒサカキになったという説とサカキに似ているがサカキでないという説があるという。関東ではヒサカキがサカキ(榊)として売られ、神棚に供えられることが多いが、両者の見分けは葉縁に鋸歯があるか否かである。

 
(春に咲くヒサカキの花)

姫榊/ツバキ科/ヒサカキ属。
山地に生えるツバキ科の常緑小高木。雌雄異株。
葉は厚く楕円形で葉縁に鋸歯があり互生する。春先に白い花が咲き、秋には球状の果実が黒熟する。
名前の由来:サカキに似ている全体が小さいので姫榊で、それが訛りヒサカキとなったという説と、ナカキに似ているがサカキでないという意味の「非榊」の説がある。
花期:3~4月。
(多摩丘陵)
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