高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

トネアザミ

2005-10-24 06:37:26 | 山野草


(総苞片は反り返る)

 

利根薊/キク科/アザミ属。
主に関東地方の山に生える多年草。別名タイアザミ(大薊)。
葉は細長い楕円状で披針形をしており、葉縁は深裂するものや浅裂するものなど多様。花は総状に付き濃紅色で、総苞片は反り返る。
名前の由来:利根川流域に多く生えることからこの名が付いた。
花期:9~11月。
(高尾山)
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アキノウナギツカミ

2005-10-23 18:39:09 | 山野草


(基部は矢じり形で、茎を抱く)

 

秋の鰻攫/タデ科/イヌタデ属。
水辺や湿地に生える1年草。
茎はよく枝分かれし、下部は地に伏し、上部は立ち上がる。葉は卵状披針形~長披針形で基部は矢じり形で、茎を抱くように張り出す。
名前の由来:葉に棘があるので、これを使えば鰻もつかめるということでこの名が付いた。
花期:6~9月。
(多摩丘陵)
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タンキリマメ

2005-10-22 07:47:28 | 山野草


(葉は厚く毛が多い感じがする)

 
(トキリマメとの見分けは、葉の先端寄りで巾が広くなり、先端は尖らない)

痰切豆/マメ科/タンキリマメ属。
山野の林縁に生えるマメ科の蔓性多年草。
葉は3出複葉で、互生する葉の腋から総状花序を出し、淡黄色の花を付ける。小葉は葉端寄りが葉巾が広くなり葉先はあまり尖らない。夏に葉腋より短い花序を出し、多数の蝶形の黄色い花を付ける。豆果は扁平な楕円形で熟すと赤熟して裂開し、黒い光沢のある2個の種子が現れる。
よく似たトキリマメ(吐切豆)とは葉の形で見分ける。
種子を食べると痰が切れるといわれこの名が付いた。
花期6~9月。
(高尾山)
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ベニバナボロギク

2005-10-21 10:04:41 | 山野草

紅花襤褸菊/キク科/ベニバナボロギク属。
アフリカ原産の帰化植物。
茎は円柱状で直立して分枝、葉は互生し羽状に切れ込む。
頭花は下向き付き基部はふくらみ、花冠は先端が朱赤色で、花後の果実には白い長い冠毛がある。
名前の由来:ボロギクの仲間で花が紅色であることからこの名が付いた。
花期:8~11月。
(多摩丘陵)
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オクモミジハグマ

2005-10-20 05:40:15 | 山野草

奥紅葉白熊/キク科/モミジハグマ属。
山地の木陰にに生える多年草。
カエデに似た葉の上に茎を伸ばし、白い花を横向きに付ける。花は3個の小花の集まりで、小花は5つに裂けている。だから花は15枚の花びらがあるように見える。
名前の由来:葉がモミジを連想させ、やや高い山の生え、花がヤクの尾の毛で作った飾りに似ていることからこの名が付いた。
花期:8~10月。
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キンモクセイ

2005-10-18 12:08:37 | 樹木

金木犀/モクセイ科/モクセイ属。
中国では桂花(ケイカ)と呼ばれる中国原産の常緑樹で、強い芳香があることから庭木として植えられている。
雌雄異株であるが日本では雄株しかないので結実しない。
葉は長楕円形で先端が尖り、橙黄色の小さな花が散形状に多数咲かせる。
名前の由来:幹肌が動物の犀(さい)に似た樹木で、橙黄色の花を咲かせることから名が付いた。
花期:9~10月。
(寅太の庭)
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アキノノゲシ

2005-10-13 18:10:46 | 山野草

 

秋野芥子/キク科/アキノノゲシ属。
日当たりの良い草原に生える一年草。
葉は互生し、基部で茎を抱き、長楕円形で羽状に深裂する。円錐花序に淡黄色の花を多数付ける。折ると白い乳液が出る。
名前の由来:秋に咲くノゲシからこの名が付いた。
花期:9~11月。
(多摩丘陵)
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コウシュンカズラ

2005-10-12 21:04:05 | 樹木
漢字では恒春葛と書き、素晴らしい名前を貰っているが、黄色の花も綺麗である。
いつ行ってもさいているので花木の長い樹木である。

 

恒春葛/キントラノオ科/トリステラティア属。
太平洋の熱帯に分布する常緑つる性低木。
花は茎の先端に総状に咲き、花弁は黄色で光沢があり、中央の葯は鮮赤色、蔓性で木に巻き付いて育つ。
花期:5~10月。
(多摩市立グリーンライブセンター)
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コダチヤハズカズラ

2005-10-11 21:27:51 | 樹木
グリーンライブセンターの室内に植えられていたが、アサガオのような花が咲いていた。


木立矢筈葛/キツネノマゴ科/ヤハズカズラ属。
熱帯西アフリカ原産の小低木。
熱帯に生える蔓性の小低木で、高さ1~2m、葉は卵形である。葉腋に濃い紫青色の花を咲かせる。
花期:4~9月。
(多摩市立グリーンライブセンター)
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フクシア

2005-10-10 10:54:18 | 樹木
花弁とガクの色の対比が面白い。
和名のツリウキソウ(釣浮草)の名前を聞くとこんなウキもあったようにも思う。

 

アカバナ科/パキスタキス属。
熱帯アメリカ原産の落葉小低木。別名ツリウキソウ(釣浮草)、ホクシア。
葉はやや厚く、夏に葉腋から長柄を出して花を下垂する。
反り返り花びらのように見えるガクと下向きに付く花弁から雄しべと雌しべがのぞく。
名前の由来:ドイツの植物学者「フックス」に因む。
花期5~9月。
(多摩市立グリーンライブセンター)
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