高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

コケオトギリ

2013-07-25 05:48:01 | 山野草
全体に小さいことからコケ(苔)の名前が付くのはコケリンドウ(苔竜胆)があるが、今回は多摩丘陵でコケオトギリ(苔弟切)に出会った。


(小さなコケオトギリ)

 
(黄色の5弁花)

苔弟切/オトギリソウ科/オトギリソウ属。
湿地や休耕田などに生える多年草。葉は広卵形で対生し、茎は四角でよく分枝する。花は5~8mmの黄色の5弁花である。
名前の由来:オトギリソウの仲間で全体が小さいことからこの名が付いた。
花期:8~9月。
(多摩丘陵)
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明日から旅に出ますので、数日間ブログを休みます。今回は一人だけの放浪ではなく、場所も目的もはっきりした「北の旅」です。

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ホドイモ

2013-07-24 06:09:31 | 山野草
ホドイモ(塊芋)は名前も面白いが、花の形も変わっている。花を見ていたら、川越の「蔵造りの町並み」で出会ったグリーンカーテンのスネイル(snail:カタツムリ)フラワー)を思い出した。


(面白い形のホドイモの花)

 
(葉腋から長い花序を出す)

塊芋/マメ科/ホドイモ属。
林縁などに生える蔓性の多年草。
葉は複葉で小葉は3~5個。葉腋から長い花序を出し、黄緑色の花を総状に付ける。曲がっているのは竜骨弁でピンク色は翼弁である。塊根は食用にされる。
名前の由来:食用になる塊根からこの名が付いた。
花期:7~9月。
(高尾山)
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夏の高尾山(その10)

2013-07-23 05:54:07 | 四季
【富士山登拝へ出発する一行】
高尾山を歩いていますと、不思議な一団に会うことがたびたびあります。この日は夕暮れも近く観光客もほとんどいない境内に、法螺貝が鳴り響いていました。急いで本堂に向かうと、山伏の一団が本堂の山門を上がってくるところでした。
富士山登拝の前行の滝修行や学習を終え、翌日早朝の出立に本堂に挨拶するところでした。一行は朝4時には浅間社から出立し、厳しい富士山登拝を目指すことになります。今頃はどこを歩いているのでしょうか。


(山門をくぐる一行、観光客はまばらでした)

 
(本堂でお経と法螺貝)


(明日の出立に宿坊へ向かう一行)

 
(富士山代参守の案内と浅間社)

山門の左に生い茂っている樹木はボダイジュ(菩提樹)です。6月末には花がたくさん付いていましたが、今は青い実になっています。

 
(ボダイジュの青い実と6月末の花)

(高尾)

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ヒナノウスツボ

2013-07-22 05:59:10 | 山野草
高尾山で最初に発見された植物の一つにサツキヒナノウスツボ(五月雛の臼壷)があるが、高尾には五月が付かないヒナノウスツボ(雛の臼壷)があることがわかった。
二つの植物にはいくつかの相違点があるが、大きな違いはヒナノウスツボの花序が茎の先端に円錐状に出るのに対し、サツキヒナノウスツボは葉脇から花序を出し数個の花を付けることである。
ネットで調べると、高尾の先輩諸氏はちゃんと気づいていた。


(茎の先端に円錐花序を出すヒナノウスツボ)

 


(葉脇から花序が出るサツキヒナノウスツボ)

雛の臼壷/ゴマノハグサ科/ゴマノハグサ属。
山地に生える多年草。
葉は卵状長楕円形で対生する。茎の先に円錐花序を付け、まばらに暗紫色のだるま状壷形の小さな花を開く。花は上唇が2裂し大きく、下唇は3裂し下側の1片が反り返る。
花期:7~8月。
(高尾)
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夏の高尾山(その9)

2013-07-20 00:25:54 | 四季
サルナシ、マタタビ、ツノハシバミなどの実が大きくなっていました。
次回は出かけますのでお休みします。


(サルナシの実)

 
(マタタビとツノハシバミの実)


(「オオバウマノスズクサの実)

 
(ウマノスズクサ)

 
(オニルリソウ)


(花序の先端に向かって逐次咲き、3個以上の花は見られない)

(高尾)

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夏の高尾山(その8)

2013-07-19 01:21:42 | 山野草
【ウツボグサ遊び】
「夏の高尾山」シリーズは平凡ながらも真面目な画像が続いていますが、8回目となりますと時には遊び心もでてきます。
今回はウツボグサ(靫草)に遊んでもらいました。最後の画像などは、撮ってからパソコンで180度回転させればよいと思うのですが、山の仲間は天の橋立のように股の間から覗いて撮る方法を教えてくれました。


(まだ花が全部付いているウツボグサ)

 
(花が落ちた跡がいろんな顔の表情になります)


(「天の橋立」の要領で撮ったこだわりの1枚)

(高尾)

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夏の高尾山(その7)

2013-07-18 00:44:33 | 四季
【イワタバコ】
高尾山の夏の花にイワタバコ(岩煙草)があります。今年も沢沿いの岩場で咲きはじめました。


(高尾山のイワタバコ)

 

(高尾)

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夏の高尾山(その6)

2013-07-17 00:17:24 | 四季
【ガガイモ科の植物】
高尾山で人気のありますガガイモ科の植物を集めてみました。
最後の画像のスズサイコ(鈴柴胡)は、7月15日(月)には花も蕾も全部しごき落とされていました。楽しみにされている方も多いと思いますが、今年はもう観察できないかもしれません。


(オオカモメヅル属のオオカモメヅル)

 
(カモメヅル属のコバノカモメヅル)


(カモメヅル属のアズマカモメヅル)

 
(カモメヅル属のコイケマの花は半開き)

 
(カモメヅル属のタチガシワとスズサイコ)


(今年のキジョラン属のキジョランの花はまだ蕾)

(高尾)

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夏の高尾山(その5)

2013-07-16 16:55:53 | 四季
【花と蝶】
花の密を求めて美しい蝶が飛んでいます。


(ヤマユリが満開です)

 
(ヤマユリで休むアサギマダラ)


(オカトラノオの密を吸うカラスアゲハ)

 
(水を飲むカラスアゲハ)


(飛び立とうとする蝶、その時・・・怖い画面が嫌いな人はクリックしないで下さい)

(高尾)

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夏の高尾山(その4)

2013-07-15 00:12:27 | 四季
今回は丸い実や花を中心に集めてみました。


(ヤマハハコ)

 

 
(マルミノヤマゴボウの実、まだ花が少し残ってます)

 
(クロモジとミヤマシキミの実)

 
(シャクジョウソウとキヨスミウツボ)

 
(ヤマボウシの花)


(今年はキジョランの実がたくさんあります)

(高尾)

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