高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

イヌムラサキシキブ

2013-10-31 06:30:01 | 樹木
菱山忠三郎の「高尾山花と木の図鑑」には、ムラサキシキブの仲間としてムラサキシキブ(紫式部)とヤブムラサキ(藪紫)そしてイヌムラサキシキブ(犬紫式部)の3種が載っている。高尾山では、なかなかイヌムラサキシキブに出会うことがなかったが、今回津久井湖畔で見つけた。
イヌムラサキシキブはムラサキシキブとヤブムラサキの自然交配種で、葉や果実には両者の特徴が見られる。


(イヌムラサキシキブ)

 
(イヌムラサキは萼にわずかに毛がある)


(左ヤブムラサキと右イヌムラサキシキブ)

 
(萼に毛が多いヤブムラサキ)


(萼がほとんどないムラサキシキブ)

犬紫式部/クマツヅラ科/ムラサキシキブ属。
林内や林縁に生える落葉低木。
イヌムラサキシキブはムラサキシキブとヤブムラサキの雑種。ムラサキシキブより全体に毛が多く、ヤブムラサキよりは毛が少ない。
花期:6~7月。
(津久井湖畔)
【山野草の索引(樹木)へ】

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秋の高尾山散策(その15)

2013-10-30 05:25:11 | 四季
【ニシキギの仲間】
秋の高尾山で真っ赤に紅葉するのはニシキギ(錦木)の仲間ですが、紅葉に少し早い今回は、ニシキギ科ニシキギ属の果実を集めてみました。
台風一過の陽を受け、いずれの実も輝いていました。


(ニシキギ)

 
(マユミとコマユミ)


(ツリバナ)

(高尾山)

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高尾山のキジョラン

2013-10-29 01:11:58 | 四季
きのうは津久井湖畔のキジョラン(鬼女蘭)でしたが、今回は高尾山のキジョランの状況です。1個だけ熟れてないのに割れているのがありましたが、この実は期待は持てません。
たくさんの果実の中の少しだけですが、果実が細くなり始めました。でも本格的にキジョランの種子が飛び出すのは、例年は12月に入ってからです。


(熟れてないのに割れたキジョランの実)

 
(右は熟れはじめて少し細くなりました)

 
(キジョランの近くにあったキッコウハグマと鮮やかな色のノコンギク?)

 
(小仏城山からの富士山、稜線の点は赤トンボ 2013.10.28)

(高尾山)

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キジョランの実が割れました

2013-10-28 05:59:45 | 四季
津久井湖畔でキジョラン(鬼女蘭)の実が割れているいるのを見つけました。鬼女の髪が見れるのも近いことでしょう。


(実が割れたキジョラン)

 
(割れたのは20~30個が付いた株の1個だけです)

台風一過のきのうの朝は、朝から青空が広がりました。先ずは数日前に降った富士山の初冠雪を見ようと、近くの多摩丘陵に行ったのですが、冠雪らしいものは確認できませんでした。
今年の初冠雪は10月19日で、平年より19日遅れました。世界遺産に登録されてから、初めての雪化粧は見れませんでした。


(初冠雪の白い富士山は見られず)

(津久井湖畔と多摩丘陵)

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秋の高尾山散策(その14)

2013-10-27 06:13:30 | 四季
【カラハナソウ】
日影沢の道沿いに何ヶ所かカラハナソウ(唐花草)はありますが、なかなか大きな株にはなってくれません。
今回のカラハナソウは小下沢で撮りました。


(カラハナソウの雌株)

 
(久しぶりの大きな株でした)

(高尾山)

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冠毛が待ち遠しいガガイモ科の植物

2013-10-26 00:12:52 | 四季
秋も深まりガガイモ科の実が割れ、冠毛を付けた種子が飛ぶ季節が近づいてきました。今年は特にキジョラン(鬼女蘭)の若い実がたくさん付いていますので、割れるのを楽しみにしています。
最初のキジョランは肥満体からかなり細くなり、しわがよってきましたので、割れるのももうすぐですね。


(キジョラン)

 
(コバノカモメヅル)            (ガガイモ)

(以上は津久井湖畔)

 
(タチガシワ)             (コイケマ) 

(以上は高尾山)


(きのう雨の中で撮ったオオカモメヅル)

(以上は寅太の庭)

テイカカズラ(定家葛)は袋果で冠毛により種子を飛ばすところが、草本のガガイモ科に似ていますが、植物の分類では蔓性木本でキョウチクトウ科に属します。今回はおまけに載せました。


(テイカカズラは蔓性木本のキョウチクトウ科の植物)

(高尾山)

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秋の高尾山散策(その13)

2013-10-25 04:05:33 | 四季
【赤色以外の実】
秋は赤い実が圧倒的に多いのですが、今回は赤色以外の草本の実を集めてみました。おまけに蔓性草本に見えますが、正しくは蔓性木本に属する実を一部追加しています。
(津久井湖畔で撮った画像が一部あります)

 
 (イシミカワ)           (ヤブミョウガ)

 
(トキリマメ)             (ノササゲ) 

 
   (シオデ)            (トガリシオデ)

 
(ナルコユリ)           (アマドコロ)

 
    (イヌホオズキ)         (アメリカイヌホオズキ)

 
(ヤマシャクヤクとちょっと赤いですがツルギキョウ)

【蔓性木本】

 
  (ヤマブドウ)           (アオツヅラフジ)

(高尾山)

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秋の高尾山散策(その12)

2013-10-24 01:33:16 | 四季
【センブリ】
今年も10月23日がやってきました。あの中越地震からは9年が経過しました。また東日本大震災から2年半が過ぎましたが、いまだ避難生活を余儀なくされている方が多くいらっしゃいます。被災された皆様の1日も早い復興をお祈り致します。
さて高尾山では今年もたくさんのセンブリ(千振)が咲きはじめました。そんな中を、もう高尾にはないと思いながらも、ついムラサキセンブリ(紫千振)を探してしまいます。
(レンズの故障で違うレンズで撮ったもので、綺麗なセンブリなのにピントが少し甘くなりました)


(センブリが満開です)

 


(こんなに紫色でもムラサキセンブリではありません)


(2010年に高尾山で見た今は幻のムラサキセンブリ)

(高尾山)

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秋の高尾山散策(その11)

2013-10-23 05:59:12 | 四季
【キクの仲間】
今回は高尾山に咲いているキクを集めてみました。シラヤマギク(白山菊)やユウガギク(柚香菊)は夏から咲いていますが、リュウノウギク(竜脳菊)は咲き始めたばかりです。
秋の代表的なキクのアワコガネギク(泡黄金菊)はまだ蕾です。


(リュウノウギク)

 
(シロヨメナ)             (サガミギク)

 
(シラヤマギク)           (ユウガギク)


(ノコンギク)

(高尾山)

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秋の高尾山散策(その10)

2013-10-22 00:28:40 | 四季
【アザミの仲間】
秋の高尾山にはたくさんのアザミ(薊)の仲間が咲きます。今回はそれらを集めてみました。
植物の分類では、ノハラアザミ、アズマヤマアザミとトネアザミはキク科アザミ属、オヤマボクチとハバヤマボクチはヤマボクチ属、タカオヒゴタイはトウヒレン属に入ります。


(ひときわ大きいオヤマボクチ)

 
(オヤマボクチとハバヤマボクチ)

 
(アズマヤマアザミとアズマヤマアザミの白花)


(ノハラアザミ)

 
(シロバナノハラアザミ)

 
(タカオヒゴタイとタカオヒゴタイの白花)


(トネアザミ)

(高尾山)

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