キンカンの画像は何回か載せているので、取り上げたと思っていた。やっと気づき、今回登場してもらうことにした。
金柑/ミカン科/キンカン属。
中国から渡来したミカン科の常緑低木。別名ヒメタチバナ。
高さは約2mで、葉は広皮針形で翼を持ち、葉腋に小さな五弁の白い花を付ける。果実は黄金色に熟すと、生または煮て食べる。
名前の由来:熟した果実が金色の柑橘だからこの名が付いた。
花期:5~6月。
(多摩丘陵)
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金柑/ミカン科/キンカン属。
中国から渡来したミカン科の常緑低木。別名ヒメタチバナ。
高さは約2mで、葉は広皮針形で翼を持ち、葉腋に小さな五弁の白い花を付ける。果実は黄金色に熟すと、生または煮て食べる。
名前の由来:熟した果実が金色の柑橘だからこの名が付いた。
花期:5~6月。
(多摩丘陵)
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銀木犀/モクセイ科/モクセイ属。
中国原産のモクセイ科の常緑樹。
葉は対生し長さ約10cmの長楕円形で、葉縁には細かい鋸歯があり、葉腋に白い小さな花を散形状に付ける。雌雄異株で日本には雄株しかない。
名前の由来:キンモクセイの仲間で白い花が咲くことからこの名が付いた。
花期:10~11月。
(東京都薬用植物園)
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先日、シャコバサボテンを撮ったが、蕊がどうもはっきりしなかったので撮りなおしてみた。花の少ないこの時期に咲く貴重な花である。
昨日の続きであるが、兼続(妻夫木聡)とお船(常盤貴子)が、春日山城の北にある府内湊に出かけた。目的は景虎(玉山鉄二)と景勝(北村一輝)の妹菊姫(比嘉愛未)の婚礼の祝いの品物を贈るための買い物である。
当時の府内湊は7万人の人口をかかえて越後で一番賑わっていた。
現在の上越市は以前は春日山などの高田市と、海寄りの直江津市に分かれていた。府内湊は直江津にあたる。昔を知る者には高田と直江津に馴染みがあり、上越線の知名度が高いので、上越市の名前には少し違和感がある。
ここで直江津と直江兼続の不思議な組み合わせに疑問が起こるが、鎌倉時代にはすでにこの付近は直江庄(荘)と呼ばれていたので、兼続が命名したものではない。
やがて兼続が家名を継ぐ直江氏の先祖が、この直江庄付近に所領を持つ豪族だったとする説もある。そして戦国時代なると上杉謙信の重臣として与板城(長岡市)の城主になったようである。
謙信の時代に繁栄した府内湊も、景勝の会津への国替えにより、後を治めた堀秀治や松平忠輝の時代になると寂れていった。現在の上越地方の直江津は工業地帯である。
東急山野草を中心にしたブログも開設から数年経つと、新しいものがなくなってくる。
カテゴリーを少し広げ、学生ではないが「歴史」と「地理」を加えた。でも最初の大きな画像はやはりこだわりを持って、今までと同じ山野草が中心である。
きのう、きょうと天気の良い日が続き、青空にロウバイ(蝋梅)が綺麗である。
昨日の天地人は「年上の女」で、これは上杉家の重臣で長岡の与板城主直江景綱(宍戸錠)の娘お船(常盤貴子)とやがて夫になる兼続(妻夫木聡)の関係である。
二人の関係は母親が姉妹のいとこ同志となる。
毘沙門天に帰依する謙信(阿部寛)は生涯妻は持たなかったが、養子は何人もいる。やがて御館の乱で戦う上杉景勝と上杉景虎(北条家から)、景勝に味方する上条義晴(七尾城畠山家から)、山浦国清(信州村上家から)などが知られている。
真田雪村も同じ人質であったが養子にはなっていない。
春日山城の本丸の右手に直江家の屋敷が、左手に景虎の屋敷が見える。それぞれ山を崩した平らな位置にあり、本丸から見おろせる。
きのうは景虎(玉山鉄二)は、景勝(北村一輝)の妹菊姫(比嘉愛未)を妻にして、幸せが一杯である。
信長からの贈り物「洛中洛外図屏風」を持ってきた初音(長澤まさみ)は、真田雪村の妹になっているが、ここは作者の創作であろう。
新春だからキクザキイチゲ(菊咲一華)が咲いてもおかしくないが、これは12月に1輪目は咲き終わったが、2輪目は1月の寒さでふるえあがっている。
根は霜で浮き上がって腐り始めるし、葉も丸くなって開かない。見るに耐えなくて陽の当たる所にだして、スナゴケ(砂苔)で保護してやった。
このキクザキイチゲは、長岡の実家の山にあった物を持ってきた。
大河ドラマ「天地人」の謙信配下の武将が守っていた古城の山裾が崩れ、エンレイソウ(延齢草)を含んだ土砂が、キクザキイチゲの群生地に覆いかぶさっていた。
このままではどちらも駄目になるので、助けるつもりでいただいてきた。
でも関東の冬の寒さは厳しく、長岡の雪の下の方が暖かく、キクザキイチゲには可哀想である。
大寒を過ぎて数日であるが、この季節には自宅の庭にはほとんど花は咲いてない。
小雨の中を今咲いている花を総ざらいしてみた。
ハナカンザシ(花簪)とプリムラ・オブコニカは、玄関が寂しいので園芸店で買ってきた。室内ではシャコバサボテンが咲いていたが、もう終わりに近くなった。
庭ではニホンズイセン(日本水仙)は寒さに強いようだが、カンギク(寒菊)は葉の色を変えて寒さと必死に戦っている。
コシノカンアオイ(越の寒葵)は雪国では春に咲く植物であるが、関東ではもう花が咲き始めている。カントウカンアオイ(関東寒葵)はカンアオイの仲間で最も早く開花し、多摩丘陵に生えているタマノカンアオイ(多摩の寒葵)やランヨウアオイ(乱葉葵)はまだ蕾の準備もしてない。
樹木で咲いているのはロウバイ(蝋梅)とウメ(梅)だけである。
これから見られる代表的な花は、外ではクリスマスローズで、室内ではクンシラン(君子蘭)とフチベニベンケイ(縁紅弁慶:カネノナルキ)であろうか。
明日は庭に狂い咲いたキクザキイチゲ(菊咲一華)にしよう。
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