高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

カスマグサ

2010-05-07 12:00:54 | 山野草
先日、スズメノエンドウ(雀野豌豆)を勘違いしたようである。スズメノエンドウと思っていたのはカスマグサで、カラスノエンドウ(烏野豌豆)とスズメノエンドウの中間の大きさで、「カ」と「ス」の間からカスマグサというとのことである。
たしかに花の形が違うし、カスマグサの葉の先端は尖っているが、スズメノエンドウは葉の先端はくぼんでいる。


(花と葉の形はスズメノエンドウとは違う)

 
(カラスノエンドウ)           (スズメノエンドウ)

マメ科/ソラマメ属。
道端や畑に生えるつる性の二年草。
小葉は8~15枚の狭長楕円で、花は淡青紫色の豆果で、葉脇から伸びた柄の先に1~3個付ける。
名前の由来:カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の大きさで、「カ」と「ス」の間なのでこの名が付けた。
花期:4~5月。
(多摩丘陵)
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ハナイカダ

2010-05-07 06:12:48 | 樹木
今年は天候の影響なのか、ハナイカダ(花筏)の葉にたくさんの花が乗っている。いままで余りよい画像がなかったが、今年は十分にモデルが揃っていたので、あとは腕次第ということであろう。雌雄異株で雄花はたくさんの花が葉に乗っているが、雌花は1個か2個である。
秋に黒いハナイカダの実が付くのは、もちろん雌株のほうである。樹形や花の数では雌雄の見分けが付くが、いまいち花の違いがわかってない。自宅の庭で撮った雄花と雌花であるが、今年は雌株に実が付いてくれるであろうか。


(今年は庭のハナイカダは花が多く付いた)

 
(花の数が多いのが雄花)    (雌花は1~2個しか付かない)


花筏/ミズキ科/ハナイカダ属。
やや湿った山地に生えるミズキ科の落葉低木。雌雄異株。
葉は卵形や楕円形で先が尖り互生する。花は淡緑色で、葉の中央に1~2個の雌花または数個の雄花を付ける。果実は液果で、夏に緑色から黒く熟す。
名前の由来:葉を筏に、その上に乗る花や実を筏の上に乗る人に見立てこの名が付いた。
花期:5~6月。
(寅太の庭)
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コメント (6)
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