橋本の高層住宅街のカワヅザクラ(河津桜)が満開となりました。例年より1ケ月の遅れですが、桜前線も迫っていますので、満開が4月にはずれ込みませんでした。
(相模原市緑区橋本)
裏高尾には旧甲州街道沿いに、多くの梅林がありあります。手前から遊歩道梅林、関所梅林、天神梅林、湯ノ花梅林そして木下沢梅林などです。高尾梅郷梅まつりは、3月10日(土)、11日(日)でしたが、いずれの梅林でも開花が遅れ、梅のほとんどない梅まつりでした。その中でも最大の梅林の小下沢梅林では、特別特別開園日を1週間延期し、その後はなし崩しに再延期し、ついに4月1日(日)にまで延ばしました。
今度延ばせば桜と同時期になり、これ以上はないと思いますが、梅が空振りならハナネコノメ(花猫の目)を鑑賞して帰って下さい。 (裏高尾)
今度延ばせば桜と同時期になり、これ以上はないと思いますが、梅が空振りならハナネコノメ(花猫の目)を鑑賞して帰って下さい。 (裏高尾)
きのうは森林インストラクターで歌人のH氏を講師に、「早春の裏高尾と日影沢を歩く」の集まりに参加しました。草花を目の前に万葉歌を聞きながら、いつもと違った有意義な一日でした。
きのうの朝にアップしたミツマタ(三又)も題材の一つでした。桃源郷を思わせる裏高尾に、先生の浪々としたが歌が響き渡りました。
“春されば先づ三枝(さきくさ)の幸(さき)くあらば 後にも逢うはむな恋ひそ吾妹(わぎも)”
(春になると先ず咲くさきくさのように幸くあった後にも逢おう。そんなに激しく恋こがれてはいけないよ。我が恋人よ)
今朝は現実に戻り、丹沢山系の白馬と富士を眺める生活に戻りました。 (裏高尾と多摩丘陵)
きのうの朝にアップしたミツマタ(三又)も題材の一つでした。桃源郷を思わせる裏高尾に、先生の浪々としたが歌が響き渡りました。
“春されば先づ三枝(さきくさ)の幸(さき)くあらば 後にも逢うはむな恋ひそ吾妹(わぎも)”
(春になると先ず咲くさきくさのように幸くあった後にも逢おう。そんなに激しく恋こがれてはいけないよ。我が恋人よ)
今朝は現実に戻り、丹沢山系の白馬と富士を眺める生活に戻りました。 (裏高尾と多摩丘陵)
相模原北公園の一角に、ミツマタ(三又)が植えてある一角があり、今が花の見ごろである。その中でも目立つのが、咢片の内側が赤い園芸種のアカバナミツマタ(赤花三叉)である。
赤花三叉/ジンチョウゲ科/ミツマタ属。
中国~ヒマラヤ原産のジンチョウジ科の落葉低木。
日本には室町時代に渡来した。咢片が赤いものは園芸品種。
名前の由来:ミツマタの仲間で、咢片が赤いことからこの名が付いた。
花期:3~4月。
(相模原北公園)
【山野草の索引(樹木)へ】
中国~ヒマラヤ原産のジンチョウジ科の落葉低木。
日本には室町時代に渡来した。咢片が赤いものは園芸品種。
名前の由来:ミツマタの仲間で、咢片が赤いことからこの名が付いた。
花期:3~4月。
(相模原北公園)
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JRの駅から丹沢山系に目をやりましたら、山腹に白い雪形が見えました。早速よく見える近くの丘陵地から、雪形を観察することにしました。蛭ヶ岳(1673m)の左隣の山に、駆けあがる白馬の雪形が見られました。
相模原北公園に、雪形の説明があったことに気付き、咲きはじめたカタクリ(片栗)の鑑賞を兼ねながら出かけました。公園からの雪形は丘陵から見た雪形と少し違い、手前の山を駆け登る白い豹に見えます。
この日は南から桜の開花の知らせがありましたが、我が家ではフジザクラ(富士桜)が1輪だけ開きかけていました。 (多摩丘陵と相模原北公園)
相模原北公園に、雪形の説明があったことに気付き、咲きはじめたカタクリ(片栗)の鑑賞を兼ねながら出かけました。公園からの雪形は丘陵から見た雪形と少し違い、手前の山を駆け登る白い豹に見えます。
この日は南から桜の開花の知らせがありましたが、我が家ではフジザクラ(富士桜)が1輪だけ開きかけていました。 (多摩丘陵と相模原北公園)
カイコバイモ(甲斐小貝母)の、その後の様子を見学にでかけた。途中に山野草を育てている民家があり、めったに見れないイズモコバイモ(出雲小貝母)を撮らしてもらった。
隣にはコシノコバイモ(越の小貝母)も植えてあり、家主はコバイモの可憐な花が大好きとのことであった。花の形が、カイコバイモよりも開いているのが特徴である。名前の出雲の通り島根県固有種で、絶滅危惧種に指定されている。
山地の林下に生える多年草。
茎の高さは10~20cmで輪生する3個の葉と、対生する2個の葉がある。葉の形は披針形から広披針形で、茎の先端に下向きに鐘形の花を1個付ける。
名前の由来:出雲の国に生えるコバイモからこの名が付いた。
花期:3~5月。
(東京都)
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隣にはコシノコバイモ(越の小貝母)も植えてあり、家主はコバイモの可憐な花が大好きとのことであった。花の形が、カイコバイモよりも開いているのが特徴である。名前の出雲の通り島根県固有種で、絶滅危惧種に指定されている。
(カイコバイモよりは花が開く) (花弁を閉じたイズモコバイモ)
山地の林下に生える多年草。
茎の高さは10~20cmで輪生する3個の葉と、対生する2個の葉がある。葉の形は披針形から広披針形で、茎の先端に下向きに鐘形の花を1個付ける。
名前の由来:出雲の国に生えるコバイモからこの名が付いた。
花期:3~5月。
(東京都)
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裏高尾でハナネコノメ(花猫の目)が旬の時期で、赤い蕊が綺麗です。大勢の人が春の妖精を探しに裏高尾に来ていましたが、ハナネコノメは一番人気があるようです。
たくさん撮りすぎて、どの画像を載せるか、迷ってしまいます。 (裏高尾)
たくさん撮りすぎて、どの画像を載せるか、迷ってしまいます。 (裏高尾)
先日、高尾で見られるネコノメソウを載せました。ハナネコノメ(花猫の目)、ヤマネコノメソウ(山猫の目草)、ネコノメソウ(猫の目草)、そしてヨゴレネコノメ(汚れ猫の目)の4つでした。
この日は少し奥に入り、ツルネコノメソウ(蔓猫の目草)を見てきました。 (裏高尾)
この日は少し奥に入り、ツルネコノメソウ(蔓猫の目草)を見てきました。 (裏高尾)
片倉城跡公園のカタクリ(片栗)の開花を待っているのですが、なかなか開いてくれません。さほど気候が変わらないと思うのですが、相模原北公園では咲きだしています。もう少し下の角度から、花の中央のW字形の濃紫色の斑紋を狙いたいところですが、斑紋が見えるよい被写体がありませんでした。(相模原北公園)