高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ハチオウジアザミ

2012-10-31 04:55:29 | 山野草
八王子市内多摩丘陵西部の湿地で発見され、今年の2月に新種として発表された。説明看板には、“高尾”を冠した名前の植物はいくつかあるが、“八王子”を冠した植物はこれが初めてと書いてある。自生地は私有地で、長池公園で生えているのは移植したものである。
新聞に出た直後で、何人かが撮影していた。10m位離れたところに、よく似ているトネアザミ(利根薊)が生えていて、2つを見比べながらの観察である。


(トネアザミに似るが総苞片のトゲが短い)

 

八王子薊/キク科/薊属。
八王子の湿地に生える多年草。
外見はトネアザミ(利根薊)によく似ているが、総苞片のトゲがあまり長くならない。
名前の由来:八王子市で発見されたアザミなのでこの名が付いた。
花期:10~11月。
(八王子市長池公園)
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立川の阿豆佐味天神社

2012-10-30 05:10:39 | できごと
沖縄で基地反対運動が激化していますが、昭和記念公園のあります旧北多摩郡砂川町(現在の立川市内)でも砂川闘争がありました。基地反対運動は1955年(昭和30年)からですので、年配者は記憶にあると思います。
当時の米軍立川基地の拡張に、砂川町の農民が反対運動を起こしました。結果的には米軍は立川基地から横田基地(福生市)に移転し、立川基地は1977年(昭和52年)に日本に返還されました。返還された米軍基地跡地は、防災基地、陸上自衛隊立川駐屯地や国営昭和記念公園となりました。


(砂川闘争20周年を記念し、昭和50年に建立された「平和の礎」)

友人Oさんは、面白い神社があると言って、案内されたのが阿豆佐味天神社(あぶさみてんじんしゃ)でした。砂川の新田開発にあたり、村の鎮守の神様として、寛永6年(1629年)に創建されました。
この神社は別名「猫返し神社」と呼ばれ、猫が行方不明になった時に、願いをかけると戻ると言われます。猫の絵馬には全国の住所が書かれており、愛猫を探してここにお参りに来ているようです。
寅も同じネコ科の仲間なので、痴呆が進み行方不明になった時には、ここに来ましたら願いが叶うのでしょうか。忘れないうちに家族に、神社の名前を伝えておきましょう。

 
(公園から飛び立った消防庁のヘリと阿豆佐味天神社)

 
(鎮座するコマ猫と、全国から訪れて奉納される絵馬)

 
(7.65mの巨大な石碑は「殉国慰霊碑」)

 
(面白い唐子手水鉢)

(立川市砂川地区:2012.10.20)

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ある日の昭和記念公園(その5)

2012-10-29 05:38:43 | できごと
(つづき)
この日は箱根駅伝の予選会と狭山丘陵のマヤラン(摩耶蘭)を見るのが目的でしたので、公園内の散策はしませんでした。でも砂川口に移動する間にも、コスモス以外の色々な花や実が目に付きました。


(昭和記念公園のイチョウの実)

 
(赤くなったイイギリの実)

 
(ダルマギク)               (ノコンギク)

 
(シオン)                  (ブタナ)

 
  (フジバカマ)          (ナンバンギセル)

 
(キンモクセイ)          (ナンキンハゼの実)

 
(ユズリハの実)            (モッコクの実)

 
(砂川口の外にあったガガイモの花と実)

(昭和記念公園:2012.10.20)       (おわり)

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ある日の昭和記念公園(その4)

2012-10-28 00:21:32 | できごと
(つづき)
コスモスを見ようとしたら、すっかり有名になった昭和記念公園の「コスモスの丘」が良いですね。箱根駅伝の予選会もあったので、この日は凄い人の出でした。


(昭和記念公園のコスモスの丘)

 
(今が満開です)


(玉川大学が開発した黄色のコスモスのイエローガーデン)

(昭和記念公園:2012.10.20)      (つづく)

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ある日の昭和記念公園(その3)

2012-10-27 00:03:10 | できごと
(つづき)
予選会の距離は20km(約1時間)ですから、しばらく自衛隊駐屯地の資料館を見学しました。その後で先ほど入って来た駐屯地と昭和記念公園の通用門を通り、ほぼ18kmの所で待機していました。
先導車に続き先頭に入って来ましたのは、ゼッケン143番日大のベンジャミン選手でした。続いて49番は拓大のダンカン・モゼ選手です。3番目に日本人の85番中央学大の藤井選手が大健闘です。3位通過までの選手はそのままでゴールしました。
4番、5番、6番は接戦で、最終的に4位が31番帝京大の蛯名選手、日体大の107番本田選手が5位、108番矢野選手が6位でした。


(今度は18kmポイントで応援)

2周目の外周コースに選手が見えました。やってきたのはゼッケン143番の日大のベンジャミン選手、49番の拓大ダンカン・モゼ選手です。続いて530番の東京国際大のゲブレシェラシエ選手と85番の中央学大の藤井選手が健闘です。後ろの集団はすでに4分の1周遅れです。また先頭争いの3人の外国人選手はいずれもケニア出身です。最後の選手まで応援し、今度は昭和記念公園のゴール付近に移動しますが、時間稼ぎで自衛隊の資料館や展示の飛行機を見ていました。

 
(先導車が通過し、1位は143番日大ベンジャミン選手です)

 
(2位は49番拓大ダンカン・モゼ選手、3位は85番中央学大藤井選手)

 
(4位は赤いユニホームの31番帝京大蛯名選手、期待の東海大は苦戦)

 
(最後は後尾車と医務車)

戦い終えて最終順位の発表ですが、7位日大の後は、8位法政大、最後の切符は東京農大でした。
大学名の発表のたびに、該当大学の幟が大きく揺れました。戦いすんだFUNISH地点を通り、狭山丘陵にマヤラン(麻耶蘭)を見に、砂川口に向かいました。次回は満開のコスモスです。
えっ、寅太の大学?、出場45大学の上位35大学が、もしコースの間違いなどで失格するような奇跡が起これば、かろうじて滑り込んだんでしょうね。でも棚ボタを待つのではなく、来年の予選会は上位で堂々と通過してほしいですね。

 
(箱根本戦の参加の大学発表、右の画像はテレビ画面です)   

 
(シード校を含め19大学、出場大学を確認しFINISH地点を後にしました)   

(昭和記念公園:2012.10.20)      (つづく)

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ある日の昭和記念公園(その2)

2012-10-26 00:43:53 | できごと
(つづき)
応援した場所は、下図のFINISHと青いヘリコプターを結ぶ線上の、駐屯地の内周と外周の間の芝生です。ここだと選手が2回見ることができます。
内周では予想通り外国の留学生が先頭になり、その後ろに大集団が付いています。


(箱根駅伝予選会のコース)

 
(選手は最も奥のコーナーへ)     (先頭がやってきました)

 
(先頭はやはり外国ランナー) (大東文化大はいい位置で集団走)

2周目の外周コースに選手が見えました。やってきたのはゼッケン143番の日大のベンジャミン選手、49番の拓大ダンカン・モゼ選手です。続いて530番の東京国際大のゲブレシェラシエ選手と85番の中央学大の藤井選手が健闘です。後ろの集団はすでに4分の1周遅れです。また先頭争いの3人の外国人選手はいずれもケニア出身です。
最後の選手まで応援し、今度は昭和記念公園のゴール付近に移動しますが、時間稼ぎで自衛隊の資料館や展示の飛行機を見ていました。

 
(4人の選手が見えてきました) (拓大と日大の外国人選手です)

 
(三番手は藤井選手健闘、続いて各大学の有力ランナー)

 
(後半は文武両道の国立大の選手)  (ヘリコプターを見学)   

(昭和記念公園:2012.10.20)      (つづく)

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ある日の昭和記念公園(その1)

2012-10-25 03:38:00 | できごと
立川市の国営昭和記念公園で、箱根駅伝の予選会が開かれるので、応援をお願いしたいと母校の某大学から案内がきました。
今回知ったことですが予選会出場には、5千mの公式タイムが16分30秒以内の選手10人がいないと参加できないとのことです。かなり厳しい条件で予選会に参加した45の大学が、箱根駅伝の9枚の切符を手にすることで、これも大変厳しい戦いです。


(立川駅前で配布されていた号外)

 
(立川駅の各大学の幟)         (昭和記念公園入口)

 
(昭和記念公園から特別に自衛隊駐屯地に入る


(箱根駅伝を狙う予選会参加45大学)

予選会のコースは、隣接した陸上自衛隊立川駐屯地の滑走路を2周し、そこから立川市内を1周し、最後はコスモスが満開の昭和記念公園に入り、公園を1周半でゴールという全長20kmのコースです。自衛隊駐屯地のコースの要所に、防衛大学生が直立不動で立つ姿は恰好がいいですね。

 
 (スタート地点の幟)       (いよいよスタートです)

(昭和記念公園:2012.10.20)      (つづく)

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中越地震から8年が経ちました

2012-10-24 08:22:36 | できごと
2004年10月23日の中越地震発生から、きのうで8年が経過しました。新潟県中越地方の被災地では追悼の催しが各地で開かれました。
当時の画像を見て、穏やかな日の大切さを噛み締めています。


(崩落した榎峠妙見古戦場)

 
(脱線した上越新幹線と山古志村の惨状)

 
(倒壊した悠久山の牧野家霊廟と招魂社の墓標)

 
(長興寺の山本五十六の墓と山古志救出に向う自衛隊ヘリ)


(小千谷慈眼寺倒壊の危機を知らせる地元紙)

地震直後から長岡の小学校でボランティア活動に入りましたが、知人から小千谷慈眼寺の倒壊の危機を知らせる新聞をもらいました。地震前には何度も訪れ、平和の象徴である「会見の間」がなくなる恐れを知り、小千谷市役所で市長に訴えました。
しばらく経ってから慈眼寺からホームページでの復興支援要請がきました。

 
(地震直後と半年後に復興が決まった慈眼寺「会見の間」)

(中越地震の画像から)

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秋の高尾散策Ⅱ(その1)

2012-10-23 05:09:14 | 四季
高尾でセンブリ(千振)が咲き始めました。本来なら昭和記念公園で土曜日に行われた箱根駅伝の予選会の模様なのですが、秋の代表的な花の一つのセンブリの開花を載せることにします。


センブリ(千振)が咲き始めました)

 

 
(登山道にオヤマボクチ(雄山火口)です)

大垂水峠から学習の歩道を歩いていましたら、鳥の親子の集団に会いました。雛も大きいのですが10羽くらいいたでしょうか。危険を察知したのか、親はけたたましく吠えていましたが、その中で1羽だけ避難しようとしません。しかも何が珍しいのかこちらに歩いて来るではありませんか。立派な尾が見えますので、キジでしょうか、ヤマドリでしょうか。

 
(大きな鳥の親子に会いました)


(手の届くところで寅とにらめっこです)

(高尾:2012.10.22)      (つづく)

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狭山丘陵のマヤラン

2012-10-22 00:03:47 | 山野草

昨年は高尾でマヤラン(摩耶蘭)の群生を見ましたが、今年は数が少ないとの情報があり、撮影をあきらめていました。
週末の土曜日に箱根駅伝の予選会が昭和記念公園で開催され、予選会終了後に少し足を延ばし、狭山丘陵でマヤランを見学してきました。

 
(何時見ても怪しい魅力のマヤラン)

(多摩丘陵 2012.10.20)

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