高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

さようなら吉野梅郷(その1)

2014-03-31 05:06:43 | 四季
毎年訪れていました吉野梅郷の梅が、今年を最後に伐採されることになりました。
平成21年4月に青梅市内の梅樹から日本で初めてプラムポックスウイルス(別名ウメ輪紋ウイルス)の発生が確認されましたが、被害は三多摩だけでなく広範囲に広がっているようです。
吉野梅郷の中心地の「梅の公園」には1300本の梅がありますが、昨日を持って公開が終わり、全数伐採されるようです。再生されるまでには少なくとも十数年かかりますので、今年の梅見が最後になりました。
梅郷を歩いてみますと「梅の公園」以外の梅はすでに伐採され、スタンプラリーで子どもと訪れた銘木も、切株の隣にかっての写真が展示されているだけでした。


(吉野梅郷の中心地「梅の公園」)

 
(先頭の画像は、左画像の右端にある寺の上から撮影)


(公園に着いたのは朝7時、まだ人出は少ないですね)

 
(紅白の梅が見事です)


(さようなら吉野梅郷)

(吉野梅郷 2014.03.29)      (つづく)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家の庭からⅠ(アンズとアズマシロガネソウ)

2014-03-30 00:03:57 | 四季
庭に咲く花もやっとにぎやかになりました。最初はよくコメントを下さるapricotさんにゆかりのアンズ(杏)です。以前住んでいた府中市では苗木の配布があり、アンズもその中の一つです。前は実を付けることもあったのですが、今は花を咲かせるだけです。
もう一つはアズマシロガネソウ(東白銀草)で、これは実家の山から持ってきました。


(アンズの花が咲きました)

 
(最近は実を付けません)

 
(トウゴクサバノオの仲間のアズマシロガネソウ)


(アズマシロガネソウは雪国の植物です)

(寅太の庭)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏高尾の春(その2)

2014-03-29 05:27:17 | 四季
道路に面した民家の軒先にニオイカントウ(匂款冬)が咲いていました。カントウ(款冬)はフキ(蕗)を意味しますから、日本の山野草のような顔をしてますが、ルーツをたどれば地中海沿岸原産で昭和初期に園芸植物として渡来した外国産の植物です。


(フキに似たニオイカントウ)

 


(同じ仲間のフキノトウ)

 
(芽をだしたヤマシャクヤクとタチガシワ)


(こちらはフタバアオイ)

(裏高尾 2014.03.25)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏高尾の春(その1)

2014-03-28 04:32:04 | 四季
裏高尾で待ち遠しい花の一つにニリンソウ(二輪草)があります。たくさん見れますので平凡な花ですが、この花が咲くと次から次に色々な花が咲き始め、本格的な春を感じさせてくれます。この日、そのニリンソウが咲いていました。


(少しピンクが入ったニリンソウ)

 

> 
(アズマイチゲも満開です)

 
(ハナネコノメは終盤で葯が黄色に変わり始めました)

(裏高尾 2014.03.25)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カツラを撮っていたら

2014-03-27 06:49:24 | できごと
木下沢梅林の少し手前に、「撮り鉄」さんが集まる場所があります。この日は特に大勢の人がカメラを構えていました。
こちらはカツラ(桂)の林を撮ってましたら、赤い車両が14両牽引されて甲府方面に通り過ぎました。車両には全く疎いので帰ってから調べましたら、京葉線の旧型車両E331系が廃車回送で長野の車両センターに向かったことがわかりました。中央線の立川駅、八王子駅、高尾駅などは大勢の鉄道愛好者が集まったようです。


(カツラの色が綺麗になってきました)

 
(カメラに赤い電車が飛び込んできました)


(京葉線旧型車両E331系)

(裏高尾)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満開の木下沢梅林

2014-03-26 06:19:54 | 四季
高尾山の周辺には梅林がいくつかありますが、樹木が1400本で規模が最も大きく見事なのが木下沢(こげさわ)梅林です。開花が遅れていましたが、ここ数日の暖かさで一気に満開になりました。高尾インターチェンジができたこともあり、他県ナンバーの車も目立つようになりました。


(紅白の梅が見事です)

 

本数の少ないリョクガクバイ(緑萼梅)を撮ってましたら、カメラを持った地元の人が話しかけてきました。以前から不思議に思っていたこの梅林の所有者の質問をすると、高速道路公団のもので、中央道の建設で余った廃土で谷を埋めたとのことでした。また管理は地元民が協力しているそうです。

 
(萼が黄緑色で清楚なリョクガクバイ)

 
(右の画像の端に中央道が見えます)

(裏高尾)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スプリング・エフェメラル

2014-03-25 03:37:06 | 四季
春先に花を咲かせ夏まで葉を付けると、あとは地下で過ごす草花の総称をスプリング・エフェメラルと呼んでいますが、日本語では“春の妖精”がぴったりくる言葉です。
この仲間で希少価値から言っても、東京都ではカイコバイモ(甲斐小貝母)は外せません。きのうは春の妖精たちに会いに行きましたが、カイコバイモとカタクリ(片栗)が見れれば十分と思ってましたら、アズマイチゲ(東一華)まで飛び込んできました。


(花の肩の線が優しいカイコバイモ)

 
(右は咲き始めのカイコバイモ)

 
(2輪並んで斑紋も綺麗なカタクリ)


(アズマイチゲも仲間入りです)

(三多摩)

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉢植えの山野草Ⅰ(コシノコバイモ)

2014-03-24 09:53:35 | 旬な花
やっと庭の鉢植えの花が咲き始めました。この花は越後の雪解けとともに咲くコシノコバイモ(越の小貝母)です。


(特設スタジオで記念撮影です)

 
(肩をいからしたような花がコシノコバイモの特徴です)

(寅太の庭)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネコノメソウの仲間

2014-03-23 00:32:37 | 四季
ネコノメソウの仲間を集めてみました。ネコノメソウ(猫の目草)、ツルネコノメソウ(蔓猫の目草)とイワボタン(岩牡丹)の3種は、場所を知らないとなかなか見つけることができません。


(ハナネコノメソウ)

 
(いま満開です)


(水玉が付いています)

 
(ネコノメソウとヤマネコノメソウ)

 
(ヨゴレネコノメとイワボタン)


(ツルネコノメソウ)

(高尾山)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の訪れ(オキナグサ)

2014-03-22 06:09:46 | 四季
先日、高尾山系を縦走しました。ある民家の庭先にオキナグサ(翁草)が生えていました。通常は赤紫色の花弁をしていますが、今回は初めて見る黄色の花弁の花もありました。


(赤紫色のオキナグサ)

 


(黄色い花弁のオキナグサ)

(高尾山)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする