高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

リンドウ

2006-10-31 04:11:21 | 山野草

 

竜胆/リンドウ科/リンドウ属。
山野に生える多年草。
紫色の釣鐘型の花を上に向けて咲かせる。リンドウの根からとれる薬が竜の肝のように苦いことから竜胆と書き、これがなまってリンドウになった。日本の秋を代表する花のひとつで、長野、熊本などの県や市の花に制定しているところも多い。
花ことば“正義、誠実、 悲しんでるあなたが好き”など。
花期:9~11月。
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シロヨメナ

2006-10-30 07:28:43 | 山野草
白嫁菜/キク科/ヨメナ属。
山道のやや薄暗いところに生育する多年草。
葉は長楕円状披針形で先は鋭くとがり、ふちには大きな鋸歯がある。葉が少し薄い。
「嫁菜」は、シラヤマギクの「婿菜」に対してつけられ、頭花が白いのでこの名が付いた。
(写真は神奈川県仙洞寺山の群生)
花期8~11月。    

        
(寅太の庭のシロヨメナ)   (葉の特徴)

 
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カシワバハグマ

2006-10-29 00:21:58 | 山野草

 

柏葉白熊/キク科/コウヤボウキ属
山地の木陰に生える キク科の多年草。
ハグマは払子(ほっす)に使うヤクの尾の毛のことである。
白熊という名前も変わっているが、花の形もまた面白い。
名前の由来:葉が柏に似て、花がヤクの尾の毛で作った白い飾りに似ていることからこの名が付いた。
花期9~11月。
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ウキツリボク

2006-10-28 00:44:52 | 樹木

知人からもらったアブチロンが育ってきた。下の写真のようになるのはいつのことか。
浮釣木/アオイ科/アブチロン属。
別名アブチロン。
ブラジル原産の蔓性の常緑低木、赤い花を下向きに咲かせる。
花期4~12月。 



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セッコク

2006-10-27 00:22:57 | 山野草
高尾山ではよく見かけるが、今回は津久井湖の近くで、木に着生しているのを見つけた。季節はずれの花が咲いていた。寅太の庭のセッコクは今年は咲かなかった。
石斛/ラン科/セッコク属。
岩や樹上に着生するラン科の多年草で長生蘭の別名がある。
花期:4~7月。
(写真は相模原市津久井)
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マルバルコウ

2006-10-26 22:44:16 | 山野草
相模川の河川敷に行ったら小さな赤い花が咲いていた。民家の軒先にも同じような花を見るが、葉の形が違う。

 

         
(ルコウソウ)     (ハゴロモルコウソウ)

丸葉縷紅/ヒルガオ科/ルコウソウ属。
アメリカ原産の蔓性の一年草。
で江戸時代末期に観賞用として渡来し野生化した。縷紅草の縷は糸のことで葉が深裂して糸状になっていることを示す。ルコウソウ、ハゴロモルコウソウ(別名モミジルコウソウ)とは、葉の形が異なることで見分ける。
名前の由来:ルコウソウに似て葉が丸いことからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(上の写真は相模原市相模川河川敷)       
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ミセバヤ

2006-10-25 01:05:48 | 山野草


(花の拡大)

見せばや/ベンケイソウ科/キリンソウ属。
日当たりのよい環境を好む多年草。
桃色の小花が球状に多数重なり合うように咲く。
名前の由来:花の美しさから「君にみせばや(見せたい)」と言ったことからこの名が付いた。
花ことば“型破り”
花期:10~11月。   
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ヨウシュヤマゴボウ

2006-10-24 09:17:13 | 山野草
洋種山牛蒡/ヤマゴボウ科/ヤマゴボウ属。
名前の通り北米原産の帰化植物でヤマゴボウ科の多年草で有毒植物である。
初夏から秋にかけて総状花序をつくり、果実は球形で熟すると黒色になる。根がゴボウに似て、北米原産なのでこの名が付いた。最近は山だけでなく、市街地でも多く見られるようになった。実には毒は少ないというが、おいしそうでも試してみる気にはならない。
花期:6~9月。
(神奈川県城山町)
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オヤマボクチ

2006-10-23 18:11:54 | 山野草

 

雄山火口/キク科/ヤマボクチ属。
日当たりの良い山野に生える多年草。
アザミに似るが葉に棘はない。根元に付く葉は三角状卵形で、上部では小型の楕円形になる。茎先に暗紫色の花を、下向きに付ける。
名前の由来:葉の裏には白い毛があり、これを火打石で火を移すほくち(火口)に利用したことからこの名が付いた。
花期:10~11月。
(高尾山)
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キチジョウソウ

2006-10-23 00:05:09 | 山野草
吉祥草/ユリ科/キチジョウソウ属。
関東以西の林の中に生える多年草。
1つの花には6枚の花びらがあり、開花すると花びらはまくれるように反転する。めったに花が咲かないため、咲くと吉事があるといわれる縁起の良い花。
今年はたくさんの蕾を付け、花が開き始めた。
そして、きょう23日は中越地震から2年目、被災地の復興と被災者の幸せを祈る。
キチジョウソウの赤い実はこちら。
名前の由来:花が咲くと吉事があるといわれることからこの名が付いた。
花ことば “祝福”
花期8~10月。
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