陣馬山と高尾山のほぼ中間に位置するのが、標高727mの景信山です。山頂からは八王子の市街や高尾山の工事中の圏央道が見えました。
ここでは昼食の小休止のため、草花を撮影する余裕がなく、目に付いたのは、クルマバナ(車花)でした。 景信山の山頂から、縦走の目標点の高尾山が見えてきました。右前方に小仏城山(670m)、左端が高尾山(599m)です。景信山からは左周りに湾曲した尾根を進むことになります。縦走は次回が最終回です。 (陣馬山) (つづく)
ここでは昼食の小休止のため、草花を撮影する余裕がなく、目に付いたのは、クルマバナ(車花)でした。 景信山の山頂から、縦走の目標点の高尾山が見えてきました。右前方に小仏城山(670m)、左端が高尾山(599m)です。景信山からは左周りに湾曲した尾根を進むことになります。縦走は次回が最終回です。 (陣馬山) (つづく)
陣馬山(855m)を後にして、下りの道が続き、最初の休憩は明王峠です。峠ではキキョウ(桔梗)とヤマユリ(山百合)が出迎えてくれました。黄色の花は、コウゾリナ(髪剃菜)でした。
茶屋(休み)の隣に、地図が載った看板がありました。まだ高尾までの距離の四分の一しか走破していません。引き返すなら今ですよと、悪魔のささやきが聞こえました。
小仏城山までは尾根道で、左が東京都、右が神奈川県です。神奈川側は水源の森なので、整備が行き届いていますが、東京側は予算がないのか、杉の枝下ろしもしていません。 (陣馬山) (つづく)
小仏城山までは尾根道で、左が東京都、右が神奈川県です。神奈川側は水源の森なので、整備が行き届いていますが、東京側は予算がないのか、杉の枝下ろしもしていません。 (陣馬山) (つづく)
【陣馬山の花】
陣馬山の花で、バアソブ(婆蕎)、スズサイコ(鈴柴胡)と、コウゾリナ(髪剃菜)以外の花を載せます。今回は花の撮影ではなく縦走が目的でしたので、あえて花を探すことはありませんでした。
秋になったらじっくりと、陣馬山の花を観察したいと思います。
陣馬山の花で、バアソブ(婆蕎)、スズサイコ(鈴柴胡)と、コウゾリナ(髪剃菜)以外の花を載せます。今回は花の撮影ではなく縦走が目的でしたので、あえて花を探すことはありませんでした。
秋になったらじっくりと、陣馬山の花を観察したいと思います。
(和田峠から登り始めて初めての花はウバユリ)
(クルマバナ) (ヒメヒオウギスイセン)
(コバノカモメヅル)
【バアソブ】
この季節に花を目当てに陣馬を訪れる人は、昨日のスズサイコ(鈴柴胡)と、バアソブ(婆蕎)だと思います。特にバアソブは高尾山では見れないので人気が高いようです。
よく似ているツルニンジン(蔓人参)とは、1か月ほどバアソブの開花が早いこと、葉の先端に丸みがあり、葉の裏や葉の縁に毛が生えていることなどで見分けることができます。 (陣馬山) (つづく)
この季節に花を目当てに陣馬を訪れる人は、昨日のスズサイコ(鈴柴胡)と、バアソブ(婆蕎)だと思います。特にバアソブは高尾山では見れないので人気が高いようです。
よく似ているツルニンジン(蔓人参)とは、1か月ほどバアソブの開花が早いこと、葉の先端に丸みがあり、葉の裏や葉の縁に毛が生えていることなどで見分けることができます。 (陣馬山) (つづく)
【スズサイコ】
昨年8月のお盆と9月中旬の2回、陣馬高原にでかけましたが、今年は昨日(8月8日)にでかけ、陣馬から高尾に縦走をしました。スズサイコ(鈴柴胡)は花はほとんど終わり、果実が見られましたが、昨年よりはやや見劣りがしました。 (陣馬山) (つづく)
昨年8月のお盆と9月中旬の2回、陣馬高原にでかけましたが、今年は昨日(8月8日)にでかけ、陣馬から高尾に縦走をしました。スズサイコ(鈴柴胡)は花はほとんど終わり、果実が見られましたが、昨年よりはやや見劣りがしました。 (陣馬山) (つづく)
(つづき)
縦走の最終回は、歩きなれている小仏城山から高尾山口駅までのコースです。8月28日に咲いていたコバノカモメヅル(小葉鴎蔓)には、花は終わり数個の袋果が付いていました。逆V文字の美形ではありませんが、夕日の影がV字をつくってくれました。
フジレイジンソウ(富士伶人草)やタカオヒゴタイ(高尾平江帯)も、もう少しで開花でしょう。
和田(バス)~陣馬山~明王峠~堂所山~景信山~小仏峠~小仏城山~一丁平~高尾山~琵琶滝~高尾山口駅
2m四方に広がる大きな株でしたが、周囲が薄暗いので、イマイチの画像です。
霜ばしら 我ら高尾の おくりもの(寅太)
縦走の最終回は、歩きなれている小仏城山から高尾山口駅までのコースです。8月28日に咲いていたコバノカモメヅル(小葉鴎蔓)には、花は終わり数個の袋果が付いていました。逆V文字の美形ではありませんが、夕日の影がV字をつくってくれました。
フジレイジンソウ(富士伶人草)やタカオヒゴタイ(高尾平江帯)も、もう少しで開花でしょう。
和田(バス)~陣馬山~明王峠~堂所山~景信山~小仏峠~小仏城山~一丁平~高尾山~琵琶滝~高尾山口駅
(影で逆V文字をつくるコバノカモメヅル)
(色が見え始めたフジレイジンソウ) (まだ蕾のタカオヒゴタイ)
(茎葉節ごとにジグザグに曲がり苞が確認できるミヤマタニワタシ)
2m四方に広がる大きな株でしたが、周囲が薄暗いので、イマイチの画像です。
(たくさんの実を付けたシオデ) (遂に出会ったヤマホオヅキ)
霜ばしら 我ら高尾の おくりもの(寅太)
(小仏城山から高尾山口駅) (おわり)
(つづき)
今回は景信山から小仏峠までです。
景信山の山頂に、「陣馬山に5.7km、高尾山に4.4km」の標識がありました。和田バス停から陣馬山頂まで2.8kmと、高尾山頂から高尾山口駅までの3.6kmを加えると、縦走の全行程は16.5kmということになります。
途中でツルニンジン(蔓人参)の大群生に会いましたが、まだ口の開いてない蕾で、今年はまだ開いた花は見ていません。
和田(バス)~陣馬山~明王峠~堂所山~景信山~小仏峠~小仏城山~一丁平~高尾山~琵琶滝~高尾山口駅
今回は景信山から小仏峠までです。
景信山の山頂に、「陣馬山に5.7km、高尾山に4.4km」の標識がありました。和田バス停から陣馬山頂まで2.8kmと、高尾山頂から高尾山口駅までの3.6kmを加えると、縦走の全行程は16.5kmということになります。
途中でツルニンジン(蔓人参)の大群生に会いましたが、まだ口の開いてない蕾で、今年はまだ開いた花は見ていません。
和田(バス)~陣馬山~明王峠~堂所山~景信山~小仏峠~小仏城山~一丁平~高尾山~琵琶滝~高尾山口駅
(景信山頂のワレモコウ)
(ツルニンジンの大群生もまだ蕾)
(モミジガサ) (ヤブツルアヅキ)
(つづき)
今回は陣馬山の山頂から景信山までです。ところどころにツルリンドウ(蔓竜胆)の白い花が咲き始めていましたが、目新しい植物はありませんでした。
ボタンズル(牡丹蔓)とセンニンソウ(仙人草)の花はたいへん似ています。これは葉に鋸歯があるのがボタンヅルで、ない(全縁)のがセンニンソウなので、見分けることができます。
むしろ高尾近辺では、ボタンズルとコボタンズル(小葉牡丹蔓)が紛らわしいのではないでしょうか。
私のようなにわか植物愛好者には、両者を統一して欲しいところですが、専門家には全く別の品種に見えるのでしょう。今回の画像は陣馬山を下り景信山までです。
和田(バス)~陣馬山~明王峠~堂所山~景信山~小仏峠~小仏城山~一丁平~高尾山~琵琶滝~高尾山口駅
さらにややこしくなると、コバノボタンズル(小葉の牡丹蔓)という品種があり、9枚の小葉がやや小さく、先端にやや丸みがあるものもあります。でもあまりくどく説明しますと、仙人と間違われそうです。
今回は陣馬山の山頂から景信山までです。ところどころにツルリンドウ(蔓竜胆)の白い花が咲き始めていましたが、目新しい植物はありませんでした。
ボタンズル(牡丹蔓)とセンニンソウ(仙人草)の花はたいへん似ています。これは葉に鋸歯があるのがボタンヅルで、ない(全縁)のがセンニンソウなので、見分けることができます。
むしろ高尾近辺では、ボタンズルとコボタンズル(小葉牡丹蔓)が紛らわしいのではないでしょうか。
私のようなにわか植物愛好者には、両者を統一して欲しいところですが、専門家には全く別の品種に見えるのでしょう。今回の画像は陣馬山を下り景信山までです。
和田(バス)~陣馬山~明王峠~堂所山~景信山~小仏峠~小仏城山~一丁平~高尾山~琵琶滝~高尾山口駅
(高尾でよく見られる白いツルリンドウ)
さらにややこしくなると、コバノボタンズル(小葉の牡丹蔓)という品種があり、9枚の小葉がやや小さく、先端にやや丸みがあるものもあります。でもあまりくどく説明しますと、仙人と間違われそうです。
(意外と花期が長いボタンズル)
(センニンソウの花) (センニンソウの実)
景信から高尾へ縦走したことはありますが、その奥の陣馬から高尾に抜けたことはありません。今回は思い切って縦走してみました。
目当ては、陣馬山で見たスズサイコ(鈴西胡)の花のその後と、小仏城山のフジレイジンソウ(富士伶人草)の様子見でした。スズサイコはガガイモ科の証拠というべき袋果の確認ができました。フジレイジンソウは伶人の帽子が確認できるようになり、もう少しだと思われます。まだ今年見てませんでしたヤマホオヅキ(山酸漿)にも、出会うことができました。
陣馬山の周辺ではシモバシラ(霜柱)が咲き始め、冬の霜柱の季節が待ち遠しくなります。また前回咲いていたバアソブ(婆蕎)は、数日前の草刈にあい実がたくさん捨てられて姥捨山)いました。
縦走で出会った花を、今回は4回シリーズで載せます。
和田(バス)~陣馬山~明王峠~堂所山~景信山~小仏峠~小仏城山~一丁平~高尾山~琵琶滝~高尾山口駅
目当ては、陣馬山で見たスズサイコ(鈴西胡)の花のその後と、小仏城山のフジレイジンソウ(富士伶人草)の様子見でした。スズサイコはガガイモ科の証拠というべき袋果の確認ができました。フジレイジンソウは伶人の帽子が確認できるようになり、もう少しだと思われます。まだ今年見てませんでしたヤマホオヅキ(山酸漿)にも、出会うことができました。
陣馬山の周辺ではシモバシラ(霜柱)が咲き始め、冬の霜柱の季節が待ち遠しくなります。また前回咲いていたバアソブ(婆蕎)は、数日前の草刈にあい実がたくさん捨てられて姥捨山)いました。
縦走で出会った花を、今回は4回シリーズで載せます。
和田(バス)~陣馬山~明王峠~堂所山~景信山~小仏峠~小仏城山~一丁平~高尾山~琵琶滝~高尾山口駅
(目当ての一つはスズサイコの袋果)
(少しピンク色のシモバシラ)
(ノハラアザミをひとりじめのキアゲハ)
山頂のお花畑ではキアゲハが花から花へ飛び回っていました。