高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

庭のお宝そろいぶみ

2012-04-30 03:52:51 | 四季
庭の鉢植えの花には思い出があり、それだけに愛着も深いものがあります。購入したものもありますが、草もの盆栽の仲間と物々交換や、安価で譲ってもらったものもあります。ユキモチソウなどは、ネットで種を買い求め、長年大事に育ててきました。
全数鉢植えかと思いましたら、カヤラン(榧蘭)だけは梅の木に付けてありました。お宝の撮影は4月28日ですが、最後のヤマシャクヤク(山芍薬)は、4月24日に撮影したものです。
大形連休につき、明日から5月6日までブログの更新は休み、休み明けの7日(月)にお会いしましょう。


(十日町市松代で購入したお宝はアズマシロガネソウ)

 
(これもお宝、スズムシソウとユキモチソウ)

 
(コケリンドウとフデリンドウの寄せ植え、そしてウラハグサとフデリンドウ)

 
(雪国でよく見るトリガタハンショウヅルとユキザサ)

 
(新しい葉の美しさでキクバオウレンとムサシアブミの花)

 
(鉢数が多いのはクンシランとニホンサクラソウ)

 
(咲き始めたエビネとイワヤツデ)

 
(セッコクの下で咲いたカヤランとセリバヤマブキソウ)


(花の命は短くてもう花弁はありません。撮影2012.04.24)

(寅太の庭:2012.04.28)

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連休前の高尾山から

2012-04-29 03:34:34 | 四季
きのうから大型連休に入りましたが、東日本大震災以来、連休にどこに行く予定もありません。また連休になれば高尾山も、訪れるハイカーのじゅずつなぎも予想され、急いで駆け回ってきました。
この日は日影沢からいろはの道を登り、4号路から薬王院経由でみみじ台に出ました。そこから一丁平、萩原作業道を通り、ふたたび日影沢にでるコースでした。
4月の最後になる次回は、寅太の庭にある鉢植えの山野草から厳選して載せ、連休明けまでブログもお休みします。


(高尾山もみじ台の山桜、桜も良いがハイカーの艶やかな装備も目を引く)

 
(ミツバツツジとクロモジの雌花)

 
(ヤマウツボと色々な形のヤブレガサ)

 
(ピンクがが鮮やかなエイザンスミレと渋い葉の色のタカオスミレ)

 
(ウラシマソウの対岸にあったミドリニリンソウ)

 
(ミヤマエンレイソウとミヤマシキミの深山コンビ)

 
(8本でもヒトリシズカ、1本でもセンボンヤリ)

 
(山頂のすぐ下にあったワサビと日影沢のアケボノシュスランの種子)

 
(まだ蕾のヤマシャクヤクとカヤランの開花が待ち遠しい)

 
(ちょっと自信がないシロミノアオキ?とツクバキンモンソウ?)

(高尾山)

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カタクリの斑紋

2012-04-28 07:13:01 | 山野草
スプリング・エフェメラルの代表といいますと、カタクリ(片栗)をあげる人が多いと思います。今年も何回もカタクリの群生地に向かいましたが、画像を撮って何か物足りないのは、花弁の内側の斑紋が写ってなかった時です。そんなことから撮影はどうしても、下から、下からとなります。
斑紋もいろいろな色と形があり、今年の画像から斑紋の代表的なものを集めてみました。春の妖精は、こんなアングルでも黙って写させてくれますが、上目使いはしばらく直りません。


(花弁の内側に紫色の斑紋があります)

 

 

(2012年の撮影分より)

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アケボノスミレ

2012-04-27 05:17:17 | 山野草
スミレの種類はなかなか覚えられないが、アケボノスミレ(曙菫)はちょっと変わっているので、名前を覚えられそうである。花の咲くときには葉がなく、よく見ると内側に丸まった線状の細い葉が出始めていた。
今朝も外を見ると、雨は降ってないがどんよりと曇った空で、春はあけぼのという爽やかな空は期待できそうもない。


(曙を思わせるピンク色の花)

 
(左の画像は葉が出てきた)

曙菫/スミレ科/スミレ属。
山地の林内や林縁などに生える多年草。
葉は心形で開花後に展開する。花は桃色で花弁は厚い。
名前の由来:花の色を明け方の空の色にたとえてこの名が付いた。
花期:4~5月。
(高尾山)
【山野草の索引(2)へ】

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ある日の裏高尾(その6)

2012-04-26 06:38:36 | 四季
朝から雨が降っています。今回は可愛い花の前後を、猛毒のシキミ(樒)とハシリドコロ(走野老)に守ってもらいました。
先日の日曜日の夕方、日影沢キャンプ場の建物が全焼しました。昨日キャンプ場の前を通るまで、知らずにいましたのでびっくりしました。


(猛毒のシキミ(樒)の花)

 
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草))     (ユリワサビ(百合山葵)

 
(色はいろいろのヤマルリソウ(山瑠璃草)


(猛毒ハシリドコロ(走野老)

(裏高尾)

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ヤマシャクヤク

2012-04-25 05:35:06 | 山野草
2年前の山野草の展示会で、鉢植えのヤマシャクヤク(山芍薬)を見た。あまりに綺麗なので、山野草を習っている園芸家の先生から、小さな苗を譲ってもらった。今年蕾が2個付き、最初の1輪が開花した。
一昨日は雨の中で完全に開かなかったが、晴れた昨日は綺麗に開いた。花の命は短くて、あと何日持つのであろうか。高尾のヤマシャクヤクの開花も近いと思われる。


(開花したヤマシャクヤク 2012.04.24)

 
(雨の中で開花 2012.04.23)       (大きくなった蕾 2012.04.20)

山芍薬/ ボタン科/ ボタン属。
山地の木陰に生える多年草。葉は2回3出複葉で、小葉は長楕円形から倒卵形。茎の先に白色の花を上向きに一つ咲かせる。花弁は倒卵形で3~7枚が花心をつつむように半開する。
名前の由来:形や蕾がシャクヤクに似て、山に自生していることからこの名が付いた。
花期:4~6月。
【山野草の索引へ】
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リキュウバイ

2012-04-24 05:53:22 | 樹木
裏高尾に行く途中で、駅の近くの園芸店を通り抜けた。白い大きな白い花を見つけ、リキュウバイ(利休梅)かヤナギザクラ(柳桜)のいずれかと思った。
専門家でも両者を見分けるのは難しいようで、同じ樹木とする説もある。名札の表示を見たらなんと利休の梅が桜に変わり、「利休桜」の表示があった。
愛用の山渓ハンディ図鑑では、バラ科ヤナギザクラ属のリキュウバイしか載ってない。日本では庭木、公園木として栽培される。


(大形で白い5弁花)

 
(明治時代に渡来し、利休の時代にはない)

リキュウバイ/バラ科/ヤナギザクラ属。
中国原産で明治時代に渡来した落葉小高木。別名はウメザキウツギ、バイカシモツケ、ウツギモドキ、マルバヤナギザクラ。
葉は楕円形で上半分の葉縁にゆるい鋸歯がある。総状花序に5弁の白い花を付ける。
名前の由来:茶花として利用され、利休にちなんで命名された。
花期:4~5月。
(多摩丘陵)
【山野草の索引(樹木)へ】

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ある日の裏高尾(その5)

2012-04-23 06:59:43 | 四季
ムラサキハナナ(紫花菜:別名ショカッサイ)の中にムラサキケマン(紫華鬘)がありましたが、高尾周辺ではかなり赤い花や、白い花が見られます。小下沢にはヤマエンゴサク(山延胡索)ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)が見られますが、ササバエンゴサク(山延胡索)という珍しい品種もあります。


ムラサキハナナ(紫花菜)の中にムラサキケマン(紫華鬘)が咲いていました)

 
(花が終わりに近いヒメニラ(姫韮))   (ヤマエンゴサク(山延胡索)

 
(上は4弁、周りは5弁のレンプクソウ(連福草)

(裏高尾)

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ワダソウ

2012-04-22 03:26:49 | 山野草
高尾山にワダソウ(和田草)が生えているという情報を得た。まだ見たことがないが、同じ花が八王子市の都立小宮公園にあることを知り、目を慣らす目的で公園に出かけた。
同じ仲間のヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草)を知っているので、咲き始めたばかりの白色の小さな花は簡単に見つかった。


(咲き初めは蕊が綺麗である)

 
(小宮公園に数本集まって咲いていた)


(撮っていたら蟻が1匹やってきた)

和田草/ナデシコ科/ワチガイソウ属。
山地に生える多年草。葉は卵形で、最上部の葉2対はほとんど接して輪生状となる。花は白色の5弁花である。
名前の由来:長野県の和田峠に多いことからこの名が付いた。
花期:4~5月。
(八王子市小宮公園)
【山野草の索引(2)へ】

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アケボノミヤマシキミ

2012-04-21 01:12:47 | 樹木
高尾山でよく見るミヤマシキミ(深山樒)の紅色を帯びた品種が、アケボノミヤマシキミ(曙深山樒)である。
高尾山で初めて発見された植物の、ひとつである。


(花が紅色を帯びる)

 

曙深山樒/ニガキ科/ニガキ属。
山地に生える常緑の低木。
花が白色のミヤマシキミに比べ、萼、花柄、花弁や蕾が紅色を帯びる。葉は枝先に輪生状に付き、長楕円型で鋸歯はない。
花期:4~5月。
(高尾山)
【山野草の索引(樹木)へ】

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