高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

高尾山の紅葉(その7)

2012-11-30 06:33:08 | 四季
【高尾山頂】
薬王院から人混みに押され、高尾山頂までやってきました。これは凄い、山頂は満員電車並みの混雑です。今年の春、高尾山では山頂のすぐ下に、1.5億円でミシュランの3星に恥じない豪華なトイレを作りました。それでもまだ長蛇の列は解消していません。
人混みの向こうに富士山が見えてきました。山頂で長居は無用、紅葉を鑑賞しながら、もみじ台に向いました。


(この先が高尾山の山頂です)

 
(満員電車並みの高尾山山頂)

 
(高尾山の山頂は599.3m)  (十三州大見晴台)    

 
(トイレは今年増設したが長い列) (人混みの向こうに富士山が見えた)


(高尾山からの富士山)

 
(山頂の紅葉です)

 

(高尾山)      (つづく)

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高尾山の紅葉(その6)

2012-11-29 00:09:54 | 四季
【薬王院②】
本堂の左に本社に登る階段があります。中間に踊り場があり、ここが紅葉の見学スポットの一つです。一気に登らないで見事な紅葉と、岩肌にたくさんある童子をお楽しみ下さい。
呼吸を整え最後の階段を登り、鳥居をくぐればそこが本社です。寺かそれともお宮か迷うこともなく、二礼二拍手一礼の神式でお参りしましょう。


(見事な紅葉と本尊を守る童子が見られます)

 
(階段の踊り場からの紅葉)

 
(飯縄権現を祀る本社)       (本社右奥の彫刻と紅葉)

 
(しばし紅葉と極彩色の彫刻を堪能)

 
(最後の階段を登ると奥の院)

本堂から奥の院の階段は大渋滞でしたが、そのまま高尾山頂に向い、奥の院に寄る人はほとんどいません。しかも一番奥にある富士山信仰の浅間神社は、誰も振り向きません。ここは寅太には、歴史を感じパワーをもらえる場所の一つです。さあ、高尾山頂に向いましょう。


(一番奥が山岳信仰の浅間神社)

(高尾山)      (つづく)

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高尾山の紅葉(その5)

2012-11-28 06:10:37 | 四季
【薬王院①】
薬王院の正式名称は、真言宗智山派高尾山薬王院有喜寺です。分類の上では弘法大師・空海を宗祖とする真言宗智山派に属し、関東三大本山のお寺ということになります。 でも本尊は薬師如来と飯縄権現の二つがあり、あるときは寺院であり、またあるときは神社の2つの顔を持っており、明治の神仏分離前の形を残しています。
入口の山門に当たります四天王門をくぐりますと、4つの建物が縦に並び、最初が本堂(本尊薬師如来と飯縄権現)、そして奥に本社(本尊飯縄権現)、奥の院不動堂(本尊不動明王)、浅間神社(本尊浅間大権現)となります。お参りは本堂では仏式と神式、鳥居のある本社と浅間神社は神式で良いのだと思います。
では2回にわたり薬王院の紅葉をご紹介します。


(男坂と女坂がふたたび合流する権現茶屋の人並み)


(境内の建物の配置)

 
(薬王院の山門です)

 
(薬王院の四天王門の紅葉は院内で一番に赤い)

 
(山門をくぐり振り返ってみました)


(本尊を守る烏天狗。手前が子天狗、奥が大天狗)

 
(御守授与所を進みます)

 
(仁王門の階段を上ると本堂です)

(高尾山)      (つづく)

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高尾山の紅葉(その4)

2012-11-27 06:03:01 | 四季
【仏舎利塔付近】
高尾山の紅葉鑑賞で、隠れた人気スポットが仏舎利塔の付近です。参道は浄心門の先で、階段のある男坂とゆるい傾斜の女坂に分かれます。男坂の108段の階段を上りますと、右側に仏舎利塔への階段があります。
ここで地図を確認しましょう。清滝駅、金毘羅台、霞台、そして今回が仏舎利塔です。


(山麓の清滝駅前から仏舎利塔までやってきました)

 
(幼稚園児は人混みに押され参道の外)(男坂の108段の階段です)


(仏舎利塔は隠れた紅葉の名所です)

 

 

 
(高尾山の本尊の飯縄権現)   (柔和な顔の観音様もいます)

 
(お地蔵さんと紅葉も面白い)

 
(シャクナゲが咲いていました)

(高尾山)      (つづく)

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高尾山の紅葉(番外編)

2012-11-26 00:50:01 | 四季
三連休最後の日曜日、起きてみると外は快晴でした。連休初日は曇りの中をでかけましたが、何か忘れたような気がしていましたのは、富士山を見てなかったことです。この朝の素晴らしい天気では、高尾山開山以降最高の人出が予想されます。ここは富士山と人ごみ(人出)の撮影に絞り、出かけることにしました。


(京王線の某駅で富士山を確認、もう臨戦モードです)

高尾山口駅では外に出るのが大変でした。駅の改札口を出てからも、高尾山口駅からケーブルカーの清滝駅の通りが大渋滞です。ここは手慣れたもので遠回りですがいったん甲州街道に出て、土産物屋の通りを直進しました。
ケーブルカーに乗るつもりはありませんが、乗車待ちを整理をしている人に待ち時間を聞きますと1~2時間とのことでした。「歩いた方が早いですよ」と、営業はそっち抜けに本音がでました。
(その3)の浄心門まで急いで追いかけましょう。

 
(高尾山口駅は外に出れません)  (甲州街道沿いの川の紅葉)

 
(清滝駅には遠回りして甲州街道方面から進入)

 
(清滝駅は芋を洗うがごとし) (1号路を下りてこないで下さい)

 
(金毘羅台から見た甲州街道のイチョウ並木とスカイツリー)

 
(ケーブルカーの高尾山駅付近)

 
(展望台から見ると、高速はガラガラ、下は人で渋滞です)

 
(展望台付近の紅葉も見事です)


(浄心門、やっと初日の行程に追いつきました)

(高尾山)      (つづく)

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高尾山の紅葉(その3)

2012-11-25 00:17:41 | 四季
【霞台付近】
金毘羅台から最後の急坂を一気に登りますと、リフトの「山上駅」の客と合流します。リフトの山麓にある駅は、名前の通り「山麓駅」で、ケーブルは下が「清滝駅」で、上が「高尾山駅」です。休日はケーブルカーは1時間以上待ちますので、歩いた人が早いかましれません。この一帯は霞台と呼び、晴れた日には相模湾に浮かぶ江の島も見えます。
ここまでくれば薬王院まで平坦な道です。リフトの先で、さらにケーブルカー「高尾山駅」の客と合流し、浄心門をくぐると参道はいっぱいの人です。


(リフトの山上駅の広場です)

 
(ケーブルカーの「高尾山駅」付近)

 
(バックの青空に紅葉が映えます)

 
(イロハモミジは真っ赤)    (メグスリノキもう少し)

 
(ビナンカズラ)              (イヌホオヅキ)

 
(オオハナワラビ)            (オオカモメヅル)


(浄心門をくぐり、参道いっぱいの観光客)

(高尾山)      (つづく)

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高尾山の紅葉(その2)

2012-11-24 00:04:10 | 四季
【1号路】
登りに選んだコースは、金毘羅台のイチョウ(銀杏)が見れる1号路です。大半の観光客はケーブルかリフトを利用しますが、ケーブルの待ち時間を嫌い1号路もかなりの人数です。
この日の天気は午前中が小雨予報でしたが、朝から雨は上がっています。金毘羅台からの展望は新宿副都心までで、スカイツリーは見えませんでした。


(金毘羅台のイチョウ。スカイツリーは見えず)

 
  (オニルリソウ)         (コバノタツナミソウ)

 
 (ツルギキョウ)            (ハダカホオズキ)

 
(ヒヨドリジョウゴ)          (クマザサ)    


(可愛いトキリマメの種)

(高尾山)      (つづく)

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高尾山の紅葉(その1)

2012-11-23 06:57:55 | 四季
【清滝駅前】
今年の高尾山の紅葉は遅れていますが、いよいよ見ごろと思い出かけました。最近のテレビ報道も多く、平日でも観光客でいっぱいです。
今回は紅葉が主役で、花は脇役です。先ずはケーブルカー「清滝駅」の紅葉からです。


(朝の清滝駅と紅葉)

 

 
(左の画像を拡大すると八重のジュウガツザクラが咲いています)


(ケーブルを横目に、こちらは1号路を登ります)

(高尾山)      (つづく)

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カラスウリとキカラスウリ

2012-11-22 00:06:25 | 四季
明治神宮の宝物殿で、キカラスウリ(黄烏瓜)の果実を発見しましたが、運よく近くに職員がいらっしゃいましたので、研究目的で数個譲っていただくことにしました。さっそく翌日はカラスウリ(烏瓜)の果実を探し、まずは大きさと色の比較をすることにしました。
この日は快晴で、久しぶりに富士山観察ポイントの一つにでかけました。


(観察ポイントの一つからの富士山)

 
(富士山と毛利家の紋のどちらにピントを合わせましょうか)

「一文字三ツ星」は毛利の祖先大江家の紋で、最も高い一品(いっぽん)の位を与えられた親王に因んでいます。そしてこの紋は、八王子の寺社でよく見られますが、かって大江家が多摩を治めていた証です。

 
(赤くなったカラスウリ)


(大きさの比較。赤はカラスウリ、緑と黄色はキカラスウリ)

(多摩丘陵 2012.11.21)

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キカラスウリの果実

2012-11-21 06:49:22 | 山野草
明治神宮で明治天皇の崩御百年を記念して、「第1回明治天皇六大巡幸展」が開催されている。
宝物館の見学が終わり、庭の木を見上げると、黄色と緑の果実が下がっているのに気付いた。キカラスウリ(黄烏瓜)で、カラスウリ(烏瓜)の果実はよく見るが、一回り大きなキカラスウリを見るには初めてである。


(未熟の緑の果実と熟した黄色の果実)

 
(2階よりもはるかに高いところまで果実が付いている)


(中央はイチョウで左がキカラスウリが付いた木。手前は宝物殿の一部)

黄烏瓜/ウリ科/カラスウリ属。
やぶなどに生える蔓性の多年草。雌雄異株。
葉の表面にやや短毛があり、濃緑色で光沢がある。結実した果実は緑色で、熟すと黄色に変わる。
名前の由来:カラスウリの仲間で、果実が熟すと黄色に変わることからこの名が付いた。
花期:7~9月。
(明治神宮宝物殿)
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