高尾山や多摩丘陵でクロムヨウラン(黒無葉蘭)とよんでいたものが、近年トサノクロムヨウラン(土佐の黒無葉蘭)とよぶ人が増えてきた。これと同じように従来コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)としていたものを、花の直径が7~9mmはコバノカモメヅルで、15~20mmのものを群馬県榛名山で見つけ発表したことからジョウシュウカモメヅル(上州鴎蔓)とする説が広まっている。そこで高尾山や多摩丘陵の花を調べたがほとんどが10mm以上で、コバノカモメヅルに近いものは1本しかなかった。引き続きスケール片手に、従来のコバノカモメヅルと言われていた花を観察したい。
上州鴨蔓/キョウチクトウ科/カモメヅル属。山野に生える蔓性の多年草。コバノカモメヅルの変種で花の直径が15~20mm。名前の由来:上州(群馬県)で発見されたことからこの名が付いた。花期:7~9月。(高尾山、多摩丘陵)【山野草の索引(2)へ】明日から所用があって外出し、数日間ブログを休みます。またコメント欄も閉じさせていただきます。
上州鴨蔓/キョウチクトウ科/カモメヅル属。山野に生える蔓性の多年草。コバノカモメヅルの変種で花の直径が15~20mm。名前の由来:上州(群馬県)で発見されたことからこの名が付いた。花期:7~9月。(高尾山、多摩丘陵)【山野草の索引(2)へ】明日から所用があって外出し、数日間ブログを休みます。またコメント欄も閉じさせていただきます。