千昌夫の「北国の春」は、誰もが好きな曲の一つである。♪白樺青空南風 こぶし咲くあの丘 北国のああ北国の春・・・。郷愁をさそう爽やかな曲なので、この歌詞に出てくるコブシ(辛夷)が、握りこぶしだとはあまり知られていない。
きのうの民主党選挙では、握りこぶしの人も多いようであった。夜になるとハンマー投げの室伏広治選手の、オリンピックと世界選手権の両方での金メダル獲得は、日本人史上初の快挙と報道され、今度は手を開いての拍手である。
きのうは高尾山でコブシの集合果をみていたが、この実は意外に知られてない。
(高尾山)
きのうの民主党選挙では、握りこぶしの人も多いようであった。夜になるとハンマー投げの室伏広治選手の、オリンピックと世界選手権の両方での金メダル獲得は、日本人史上初の快挙と報道され、今度は手を開いての拍手である。
きのうは高尾山でコブシの集合果をみていたが、この実は意外に知られてない。
(高尾山)
ウリノキ(瓜の木)は、秋に咲くクサボタン(草牡丹)の花に似て、花弁がカールしているのが可愛くて人気がある植物である。8月末になると楕円形の果実が熟して藍色になってくる。
瓜の木/ウリノキ科/ウリノキ属。
山地に生える落葉低木。
葉身は4~5角状円形で浅裂し互生する。葉腋から集散花序をだし、白い花を数個吊り下げる。花弁は6枚で線形で強くそりかえる。果実は楕円形の核果で藍色に熟す。
名前の由来:葉の形がウリ(瓜)の葉に似ているのでこの名が付いた。
花期:5~6月。
(高尾山)
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山地に生える落葉低木。
葉身は4~5角状円形で浅裂し互生する。葉腋から集散花序をだし、白い花を数個吊り下げる。花弁は6枚で線形で強くそりかえる。果実は楕円形の核果で藍色に熟す。
名前の由来:葉の形がウリ(瓜)の葉に似ているのでこの名が付いた。
花期:5~6月。
(高尾山)
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この花は何回撮っても満足できる画像がなく、いつも苦々しく思う草である。よく似たニガクサ(苦草)との相違点は、萼に細かい腺毛が密生すればツルニガクサ(蔓苦草)で、萼の腺毛がなくまばらに短毛があればニガクサとのことである。
にわか山野草愛好家にはどうもわからないようで、名前の通りの苦草である。 蔓苦草/シソ科/ニガクサ属。
山野の湿った草地に生える多年草。
葉は長楕円形で対生し、縁に不ぞろいの鋸歯がある。茎頂や茎上部の葉腋から伸びる花序に、淡紅色の花を多数付ける。花冠は唇形で上唇は2裂、下唇は3裂し長く突き出る。
名前の由来:ニガクサに似て、地中に走出枝があることでこの名が付いた。
花期:8~9月。
(高尾山)
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にわか山野草愛好家にはどうもわからないようで、名前の通りの苦草である。 蔓苦草/シソ科/ニガクサ属。
山野の湿った草地に生える多年草。
葉は長楕円形で対生し、縁に不ぞろいの鋸歯がある。茎頂や茎上部の葉腋から伸びる花序に、淡紅色の花を多数付ける。花冠は唇形で上唇は2裂、下唇は3裂し長く突き出る。
名前の由来:ニガクサに似て、地中に走出枝があることでこの名が付いた。
花期:8~9月。
(高尾山)
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一番早く咲き始める野菊で、高尾では道端で多くみられる。散房状花序なので、カメラでなかなか良い画像を撮れない。
そんなことからまだ取り上げることを忘れていたが、今回は比較的花が集まっていた。漢字では優雅菊ではなく、柚香菊である。 柚香菊/キク科/シオン属。
日当たりの良い道端や山野に生える多年草。
茎は上部で多く枝分れし、葉は長楕円形~披針形で互生する。枝先に白~薄青紫色の舌状花と黄色の管状花を付ける。
名前の由来:葉を揉んだ匂いがユズ(柚子)の香りがすることからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(高尾山)
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そんなことからまだ取り上げることを忘れていたが、今回は比較的花が集まっていた。漢字では優雅菊ではなく、柚香菊である。 柚香菊/キク科/シオン属。
日当たりの良い道端や山野に生える多年草。
茎は上部で多く枝分れし、葉は長楕円形~披針形で互生する。枝先に白~薄青紫色の舌状花と黄色の管状花を付ける。
名前の由来:葉を揉んだ匂いがユズ(柚子)の香りがすることからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(高尾山)
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8月15日と23日に、高尾山とその山系を歩きました。ブログで初めての花は個別に載せていますが、その他の主な植物はまとめて載せることにします。
最初のカノコユリ(鹿子百合)ですが、一丁平に生えていましたが、自生には少し不釣り合い感じがしています。誰かの手によるものかもしれません。
最初のカノコユリ(鹿子百合)ですが、一丁平に生えていましたが、自生には少し不釣り合い感じがしています。誰かの手によるものかもしれません。
(カノコユリ)
(ソウシシヨウニンジン) (ナガバノコウヤボウキ)
オオヒナノウスツボ(大雛の臼壷)は、春に咲くサツキヒナノウスツボ(五月雛の臼壷)よりは全体に大型であるが、花の形などはよく似ている。
幸運なことに、サツキヒナノウスツボの開花が遅れた株があり、同じ日に観察することができた。 大雛の臼壷/ゴマノハグサ科/ゴマノハグサ属。
日当たりのよい草地や林の縁に生える多年草。
葉は長卵形~卵形で先端は尖る。壺形の花は茎の上部に円錐状に付き、紫暗色で下唇の中央裂片は反り返る。
名前の由来:壺形の小さな花を壺や臼に見立てこの名が付いた。
花期:8~9月。
(高尾山)
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幸運なことに、サツキヒナノウスツボの開花が遅れた株があり、同じ日に観察することができた。 大雛の臼壷/ゴマノハグサ科/ゴマノハグサ属。
日当たりのよい草地や林の縁に生える多年草。
葉は長卵形~卵形で先端は尖る。壺形の花は茎の上部に円錐状に付き、紫暗色で下唇の中央裂片は反り返る。
名前の由来:壺形の小さな花を壺や臼に見立てこの名が付いた。
花期:8~9月。
(高尾山)
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昨日の天気予報は、久しぶりの雨が降らない一日のようで、1週間前とほぼ同じ道を歩いた。
一昨年に半寄生植物のコシオガマが生えていた、日当たりのよい道端の縁を見ていたら、同じ場所に今年はヒキヨモギ(引蓬)が生えていた。コシオガマと同じ半寄生植物であるが、高尾ではめったに会うことはない。来年は生えてくるのであろうか。
山野の日当たりのよい草地に生える半寄生植物。
葉は対生し、卵形~長卵形で羽状に深裂する。枝先の葉腋黄色の唇形花を付け、下唇は3裂する。
名前の由来:ヨモギによく寄生するのでこの名が付いた。
花期:8~9月。
(高尾山)
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一昨年に半寄生植物のコシオガマが生えていた、日当たりのよい道端の縁を見ていたら、同じ場所に今年はヒキヨモギ(引蓬)が生えていた。コシオガマと同じ半寄生植物であるが、高尾ではめったに会うことはない。来年は生えてくるのであろうか。
(一昨年、同じ場所にでたコシオガマ)
山野の日当たりのよい草地に生える半寄生植物。
葉は対生し、卵形~長卵形で羽状に深裂する。枝先の葉腋黄色の唇形花を付け、下唇は3裂する。
名前の由来:ヨモギによく寄生するのでこの名が付いた。
花期:8~9月。
(高尾山)
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6年前に5粒だったサギソウ(鷺草)は、毎年1.5~2倍で種がふえ120粒ほどになりました。お盆の頃に咲き始めたのですが、今が最盛期のようです。純白な鷺が飛ぶような姿は、とても綺麗だと思います。
毎年1~2月に植え替えていますが、はたしてどれ位ふえたか楽しみです。
毎年1~2月に植え替えていますが、はたしてどれ位ふえたか楽しみです。
連日の雨ですが、今朝も降り続いています。でも午後からは止んでくるようです。
林の中のやや暗いところで見つけたが、ウシタキソウ(牛滝草)かと思ってよく見ると、切れ込んだ5枚の花弁はミヤマハコベ(深山繁縷)にも似ている。
調べた結果はオオヤマハコベ(大山繁縷)なのであるが、一文字違いの深山と大山は、今後勘違いしそうである。大山繁縷/ナデシコ科/ハコベ属。
山地の湿った林内に生える多年草。
葉は卵状長楕円形で短い柄があり対生する。茎の上部の葉腋から集散花序を出し、白色の5枚の花弁は鋭く深裂する。萼片は花弁よりも長い。
名前の由来:大型で山に生えるハコベの仲間ということからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(高尾山)
【山野草の索引(2)へ】
林の中のやや暗いところで見つけたが、ウシタキソウ(牛滝草)かと思ってよく見ると、切れ込んだ5枚の花弁はミヤマハコベ(深山繁縷)にも似ている。
調べた結果はオオヤマハコベ(大山繁縷)なのであるが、一文字違いの深山と大山は、今後勘違いしそうである。大山繁縷/ナデシコ科/ハコベ属。
山地の湿った林内に生える多年草。
葉は卵状長楕円形で短い柄があり対生する。茎の上部の葉腋から集散花序を出し、白色の5枚の花弁は鋭く深裂する。萼片は花弁よりも長い。
名前の由来:大型で山に生えるハコベの仲間ということからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(高尾山)
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