高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

タラノキ

2005-11-23 17:12:47 | 樹木
春の若芽の「たらの芽」は誰でも知っている。
以前は付近の農家でも作っていたが、畑が宅地化され、だんだん見る機会が少なくなってきた。
刺に守られた若芽は知っているが、花や黒い果実にはあまり注目されることはない。


(タラノキの葉)

惣木/ウコギ科/タラノキ属。
明るい草地や林の縁に生える落葉低木。
枝や茎には鋭い刺が密集し、葉は2回羽状複葉で互生し、小葉は卵形または卵状広楕円形である。
花序は傘のように放射状に広がり、多数の小花が密に付く。果実は液果で直径約3mm、秋に黒く熟す。
花期:8~9月。
(多摩丘陵)
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コダチチョウセンアサガオ

2005-11-19 12:17:14 | 樹木
またまた我が家の庭には不向きな大型植物である。
近くの地主の庭に植えられ、鉄柱にて花を支える棚を造っていた。
流通名のエンゼルトランペットはよく知られているが、天使のトランペットではなく、子供を天国に送るほどの毒性を持っているような怖い植物である。

 


木立朝鮮朝顔/ナス科/コダチチョウセンアサガオ属。
中南米原産で明治時代に渡来した常緑低木。別名ダチュラ、キダチチョウセンアサガオ。流通名エンゼルトランペット。
葉の脇に1個ずつ漏斗状の花を咲かせる。
チョウセンアサガオは草で花は上向き、キダチチョウセンアサガオは木で花は下向きである。ともに麻酔に使われる程の毒性を持つ。
名前の由来:外国からきたアサガオに似た木立性の植物からこの名が付いた。
花期:4~11月。
(多摩丘陵)
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フシグロ

2005-11-08 15:03:39 | 山野草
すらりと伸びた姿はセンブリのようにも見えるが、花が全く異なることに気づく。
山を歩いていても出会うことはまれで、見つけた時のおちょぼ口からのぞいた花びらが可愛い。
フシグロと茎や葉に毛があるケフシグロがあるようだが、どちらであるかは分からない。

節黒/ナデシコ科/マンテマ属。
山地の日当たりのよい所に生える2年草。
葉は披針形で茎頂や葉腋に花茎を出し白色の小さな花を付ける。
名前の由来:茎にある節が暗紫色を帯びることからこの名が付いた。
花期:8~11月。
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コスモスの群生

2005-11-01 18:52:26 | 
国立昭和公園のコスモス。
(番外編)
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