多摩丘陵のやや乾いたところで小さな赤い果実の付いた植物と出会った。小蜜柑草/コミカンソウ科/コミカンソウ属。畑や道ばたに生える一年草。別名キツネノチャブクロ(狐の茶袋)。茎には稜があって角張り微毛がある。葉は楕円形~倒卵形で互生する。枝の先端の葉腋に雄花、基部に近い葉腋に雌花が付く。雄花はクリーム色、雌花は赤味を帯びる。果実は直径2mmmほどで、背面に縦に走る溝がある。名前の由来:果実が小さなミカンに似ていることからこの名が付いた。花期:7~10月。(多摩丘陵)【山野草の索引(2)へ】
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